えーと
★★★★★
遊べば遊ぶほど、世界観が愛せるようになるゲームです。絵師さんが多数いるために、人によっては気に入らない絵柄の乙女がいるかもしれませんが、プレイしてると不思議と愛着が湧いてきて無問題になるやも。私の場合、そんなケースが三、四件。
『被ダメージで装甲(服)が剥がれる』というのを宣伝の一つにしていますが、最終的にそんなもん気にも留めなくなる、不思議なハマり度のストーリー性とゲーム性。『仲間の死』、『戦うことの意味』など、ベターなシナリオが多いのに何故かのめり込んでいきますね……1ステージが長いため、流石に2、3マップもプレイしたらその日は飽きますが。一晩寝たらまたやりたくなります。
残念なのは命中率の理不尽さ。 命中率80%の弾丸が三回連続で回避されたりなんてことがザラです。そのくせ、本当に同じ条件かと疑うぐらいに敵の弾が当たる。スパロボとかGジェネとかの先入観があると、私のようにステージ途中で発狂します。この手のゲームでは命中率80%がデフォ
だという話は、真実のようで。
そして鋼の乙女(メインキャラクター)に比べて普通の戦車が極端に弱く、更にとある分岐条件には味方被撃墜数が大きく関わってくるので、途中からは1ターン目から隅っこに全員退避させることになったり……。
『完全新作』と銘打ったシナリオ、『ゆきかぜ編』は少し残念な出来。ストーリー分岐も無く、語られなかった後日談的なオマケ要素が否めない。
少しお値段が張りますが、まあ総合的に見てかなり遊べるので、評価は星4つです。