クラシックからディズニーまで
★★★★★
大きな曲を練習する前の気軽に弾ける小品集を探していて本書に出会いました。ジャンルにこだわらず、クラシックの小品やオペラのアリア、日本の古い歌や新しい歌、またディズニー映画やミュージカル映画の音楽、ポップス等、実にいろいろな曲が収められていて、その日の気分に合わせて弾く曲を選べます。
「『ジャンルを問わない』『歌として魅力的である』『ヴィオラにふさわしい』、こうした観点につながる曲を多く含めながら」編纂したという編者の言葉どおり、どの曲を弾いていても「ヴィオラという楽器を弾くことの幸せ」に自然と心が満たされてきます。
ありそうでなかなか見つからなかったヴィオラソロのパッヘルベルの「カノン」が入っていたことも、私にとっては大変嬉しいことでした。