楽しかった〜
★★★★★
シリーズ4巻目は、ちょっと重たい感じでした。
それでも話の内容は良かったです。
特にカシュヴァーンを次々と襲う悲劇?には、なんとなく笑ってしまいました。
カシュヴァーンが報われる日は来るのでしょうか?
アリシアが嫉妬らしき感情を持ち始めていたので、今後が楽しみです。
シリーズを通して、今回が一番面白かったです。
今までで一番面白い……と思う
★★★★☆
今までは正直、コメディなノリがいまいちだった気がするんですが、今回は素直に笑った。
全体的にストーリーはぬるいというか、これといって大きな事件がどかんとあるわけじゃないんだけど、アリシア近辺が面白いので許せてしまう。カシュヴァーンとの結婚生活……まあ確かに間違ってはいないけど、なんかいろいろと間違ってる(笑)アリシアが書きかえた詩も面白かった。笑うところがいっぱいあったなぁ。
エルティーナも最初は嫌な感じだったけど、最後でがらっと印象が変わりましたね。彼女もいいキャラだ。彼女の恋がちゃんとうまくいく日もくるといいなぁ〜。思わず応援したくなる。
お話の背景にはなかなか複雑な事情があるみたいですが、とりあえずカシュヴァーンとアリシアはうまくいくでしょう。徐々に背景が出てきてて、カシュヴァーンとアリシアは本当に似合いの二人なんだなと思いました。
文章も1巻と比べると格段に読みやすいし、キャラも無理やり感がなくて安定して分かりやすいし、これは次の巻にも期待できそう。今まではイラストにつられて買っていましたが、これからは内容につられそうです。
愛人関係を認めるお姫様
★★★☆☆
年頃の娘なのに、怪奇小説が大好きなアリシア。
最初の婚約者を結婚式で暗殺され、死神姫という異名を持つことに。
その後現夫であるカシュバール・ライセンに金で買われるという形で、結婚することに。
最初は溝が深く、世間一般でいう夫婦という関係には程遠かったものの、今では少しずつ歩み寄るようになりました。
アリシアは恋に免疫がなく、夫から触れられたら「おなかが痛い」という謎の現象に悩んでいたのですが、この頃カシュバールが触ってくれなくなったことに、本人の自覚はないものの、寂しさを感じるように。
前巻で暗殺されそうになった、カシュバーン。
陰で操っていたロベル家(を寄与しているジスカルド侯爵)にアリシアの故郷の城を買いたいと申し出を受け、話し合いをするために、アリシアの故郷であるフェイトリンに向かうことに。
なぜかジスカルドはアリシアを気に入り、何かとちょっかいをかけてくるし、カシュバーンにはジスカルドの妻である元王女のエルティーナがつきまとうように…。
毎巻カタツムリ並みの恋愛運びとなっています。
今回もあんまり進展はしていません。ただ、カシュバーンの本当の気持ちがアリシアに伝えられました。
孤独だったアリシアにも良いお友達が出来たようです。
腹黒い王子さま風貴族、暗躍
★★★★☆
怪奇小説好きの貧乏貴族の娘アリシアは、血統を見込まれて、
成り上がり貴族ライセンに、買われるように嫁いだ。
危険度の高い日常を過ごすうち、二人は仲良くなっていた。
アリシアの心には少しずつ恋心が芽吹きはじめ、
ライセンはアリシアに触れることを恐れを抱くが。。。
アリシアの実家を買いたいという貴族・ロベルの招待をうけ、
ライセンやアリシアたちいつもの仲間は、ロベル家へ。
しかしそこで待ち受けていたのは、
以前、ライセンの暗殺を影から操っていたジスカルド。
降嫁した王女を妻にもつ、完全無欠の王子様っぽい美貌の彼は
さまざまな策をめぐらせる。
いっぽうアリシアは、最近あまり触れてくれないライセンに
ぼんやりとした切なさを抱きはじめ。。
ロベル家の夢見がちな令嬢に、問われるままに語る
アリシアのライセンとの結婚生活に爆笑です。
ウソじゃないんだけど、誤解されるエピソード満載。
お邪魔虫のおかげで、アリシアとライセンの関係は
ちょっと進展したけど。。。ライセン、ちょっとただれてます。