変わりゆくenslaved
★★★☆☆
ブラックメタルのベテランさんのアルバム。
前々々アルバムのスタイルで固まるかと思ったら今作で又変わっていた。ミックスなどをtool(全米で大人気ヘビーロックグループ)に関わっている人に手懸けてもらっていた時点で怪しいとは思っていたが。
音質とかは良くなっています。が前々作ぐらいからあった情緒たっぷりで、聞いていると涙がでるような、感動メタルと言えるようなものが失せていた。
正直残念でならない。いい方向で進んでいたのに。
プログレッシブなヴァイキングブラック
★★★★☆
ノルウェーのヴァイキング・ブラックメタルバンド、エンスレイヴドのアルバム。2008作
あれ、Enslavedってこういうバンドでしたっけ?…もっと暴虐に疾走するイメージだったのだが、
長くやっているとサウンドも変化するということか。ノーマルヴォイスを効果的に使ったり
適度に知的な展開力を聴かせるプログレッシブな雰囲気は、むしろSOLEFALDなどに近づいたか。
一聴しただけだと曲が地味に感じるし、暴虐なヴァイキングブラックを好む向きには勧められないが、
SOLEFALDやARCTURUSなど、プログレッシブなバンドが好きなら本作も気に入るかと。
5曲目あたりのシンフォニックブラック的な質感がもう少しあれば、素晴らしい傑作となったかも。
自分たちの雰囲気を持っている。
★★★★☆
自分は好きだけど、ブラックメタルが好きな人にとっては首を傾げるような作品かも。でもサティリコンと同じで自分たちの音を出し、尚且つ良い曲を書いてるので高く評価しています。でも好き嫌い分かれるだろうなあ。早いの期待すれば肩透かしくらいます。初めての人は『Monumension』から買った方がいいかも。因みに最後の曲の切ないメロディがすごく好き。プロモ・ビデオも綺麗だった。クレジットによると、一曲目のギターにゲストでロニー・ル・テクロ(TNTの?)。
原始的なOPETH
★★★★☆
いいね。楽曲がすばらしい。大好き。来日して欲しい。
原始的なOPETHといった感じですね。
ぷりみちぶなブラックの要素がありながら、OPETH的なアプローチもあるのです。
そして、メランコリック。
音圧が雰囲気を出している。
聞いてて楽しい。展開がおもしろい。
興味をもった人は買ってそんなしです。
間違いなく彼らの最高傑作!
★★★★★
ENSLAVEDの通算10枚目のアルバム。
彼らのことをありきたりなブラックメタルバンドと思っている人も多いかもしれません。
しかし、そういう先入観に囚われずこの作品を聴くことを強くお勧めします!
確かに彼らの音楽の根幹はブラック、ヴァイキング(TURISASとかでは決してないですよ!)
ですが、そこにクリーンVoやプログレッシヴな展開を加えることによって
ドラマティックでありながらもブラック/ヴァイキングの攻撃性を弱めることなく
(さすがに初期の暴走サウンドはなりを潜めていますが・・・。)
上手く融合させたサウンドを実現させています。
OPETHのようなバンドが好きな人は気に入るでしょう。
OPETHがここ日本で評価され始めた今、彼らもそろそろ評価されていいはずです。