・・韓国語で探る「愛の群像」の世界・・に引き込まれて
★★★★★
「会いたくて韓流スター」の本を読むようになったのは、ドラマ「愛の群像」に出会って心を大きく揺さぶられた私は、『韓国語で探る「愛の群像」の世界』という記事を目に留めたからです。
「会いたくて韓流スター」は、主に、一人の俳優を作品の紹介とインタビューなどによって、俳優の特徴や歩んだ俳優人生また将来性などを、その時々の一時的な話題性に捉われることなく、誠意を持って真摯に分析紹介しようとする姿勢が感じられ、共感を持って読むことができます。
さらに、私が興味を持った『韓国語で探る「愛の群像」の世界』という文章には、大変共感と感動をいただきました。
この「会いたくて韓流スター」7号の『韓国語で探る「愛の群像」の世界』で語られたことは、『「食べる」ことの持つ重さ』でした。
その文章からは、韓国におけるの「食べること」の重要性とこだわり、何をおいしく食べるかだけではなく、何をどのように食べるか・・・「キチンとした食事を取ってこそ、まともな暮らしを送ることだ」という「食べる」ことの背景、生き方、暮らし方までも問うような意味合いを持って、韓国の方々は日々語られているということ。また、韓国と日本の「食」に対する考え方文化の微妙な違いなども知ることができました。
さらに、「愛の群像」の主人公ジェホの生き方と、「食」に対するジェホの思いを紐解いて語られたことは、ジェホそのものをより深く知ることができ、ジェホの歩まなければならなかった過酷な人生や、その短く過酷な人生の中で、本当の「愛」本当の「幸福」を得るために闘ったジェホという人間を改めてすごいと感じることができました。
ドラマ「愛の群像」は、そしてドラマの中のジェホは、私にとってもはや一ドラマでも、ただドラマの中の人でもなく、何か、現実の世界の中で、今でも確かに生きていると思うほどの存在感を持っています。
そんな「愛の群像」「俳優ペ・ヨンジュン」という人に出会うことができてとても幸せに思います。
そして、『韓国語で探る「愛の群像」の世界』という、新たな視点で「愛の群像」を語ってくださった、後藤裕子さんという作家の方にも感謝いたします。
一人の俳優が作品の中で死力を尽くして役に向かう、その作品通して、見たものが多くの感動と喜びを味わうことができる。これほど幸せなことはありません。
これからも、たくさんの俳優そして作品の紹介をよろしくお願いいたします。