確実に、もっと売れる道があった！
それでも、自分の信念を貫いて、自分独自のやり方でモッズスタイルを全うするあたり、
コレクターズは、職人です。

みんないいですが、
特に、真島昌利とのコラボの「２曲目　スタールースター」

ブルーハーツと、コレクターズは、同世代として戦友として、切っても切り離せない関係。
いろんな過去の事例を絡ませながら、この曲を聴いていると、涙腺が緩んできます。

http://2868blog.digbook.jp/

奥田民生、真島昌利、山口隆など、今をときめく面々がコレクターズのために楽曲を提供。

全１１曲。
そのどれもが、コレクターズに擦り寄ることなく、
むしろ、歌いこなしてみろ！的に挑戦的なのがいい。
楽曲の個性を殺すことなく、
自分達の味付けで調理してみせたコレクターズも見事だ。

まさに名勝負。聴きのがさないで欲しい。

色んなアーティストの楽曲提供を見事に飲み込んで
コレクターズの実力を発揮した素晴らしいアルバム。
どの曲も提供者の個性があふれる中に
加藤ひさしのボーカルは爽快かつ痛快にメッセージを伝えてくれる。
ファンはもちろん、初めての人にもぜひオススメ。
自分の好きなアーティストの楽曲を聴きたいという方も
コレクターズの魅力にうっとりでしょう。
ライブに行きたくなる仕上がりです。