５人の作家さんの作品が５２点（byレディブティック社）紹介されています。
色違いでも１点として数えられていますので、色違いを除けば４０種類くらいでしょうか。

本を開くまでは「オバサン臭い物ばかりだったらどうしよう？」と不安でしたが、
実用的な物ばかりで安心しました。
どの作品も布の組み合わせのセンスが良く、とても勉強になりました。

簡単そうな小物入れを何点か作ってみましたが、カルトナージュをやったことのない私でも簡単に作れました。
図がとても見やすく、ひと目見ただけで何をどうするのか理解できました。
工程数がやや多めですが、慣れてくると何も見ずにサクサク作れます。
失敗したー！と思っても、完成すると驚くほど見栄えがします。
言わなければ牛乳パックで作ったと気づかない人が多いです。

難点を挙げるとしたら、牛乳パックを沢山使うので用意するのが大変なことと
ボンドを大量に消費する点でしょうか。
表紙の小物入れを１つ作るのに、牛乳パックを３本使います。
裏表紙の引き出し９杯にいたっては、外枠は全部ダンボールなのに牛乳パックを２１本も使います。

表紙を見てピン！と来た方には是非おすすめします。