『1』の方は一話完結(軽くつながってはいたけど)で、こちらは完全に初回からラストまでお話がつながっています。監督は一緒。
あややはもちろんなんですが、この映像を見てると、りんねさんの魅力、かなりのものだったんだなーと今さらながら思います。
『1』も、この『2』も、永久保存ですね。
この作品は、『美・少女日記1』と同様にDVD1枚に、なんと4時間近く収録されています。『美・少女日記1』は単発的なドラマ、この『美・少女日記2』はドラマに最後までストーリー性が続くので、案外最後まで一気に行けてしましました。
そして、この作品の1番の良さは、国民的アイドルと呼ばれる様になった今のあややでは決して表現出来る事の無い松浦亜矢がこの作品では楽しめる点です。今の松浦亜弥よりは確実に演技力は劣っている筈なのに、何故か今よりも役者として上手く感じられるのです。その理由は、アイドルとしては未完成な、その頃の松浦亜矢だからこそ出来る、下手に飾らない声が、喋りが、演技が、この作品の主人公である等身大の女の子をリアルにすごく当たり前に表現しているからです。
最近、ドラマや映画で活躍する機会の増えた彼女ですが、この作品を観ると役者は演技力の前に、先ず役作りなんだなと実感できました。