挿絵が分かりにくい
★★☆☆☆
同じ著者で以下の本も買ったのですが
切らずに治す外反母趾―自分でできるフットケア・テーピング
上記の切らずに治す外反母趾―↑の方がテーピング方法が
見やすいように色分けしたテープを使用した写真解説で分かりやすい。
腰や膝への"さらし"の巻き方についても上記の切らずに治す外反母趾―の方が
挿絵ですが(膝だけですが)巻いた順に番号がふってあり分かりやすい。
こちらの本の写真は症例写真だけで、
大事なテーピングや"さらし"の巻き方、歩き方などには"分かりにくい挿絵"しかありません。
絵そのものも、もうちょっと描きようあるでしょ?って感じなんですが、
絵の説明文は巻く方向などの簡単なものだけで
巻き方のコツというか、こうしないと効果ないよってところは
挿絵の前に巻き方の全行程分の説明を文章でずらーっと載せてあるんです。
文章を読み、1・2ページ進んで挿絵をみながら巻く。
次のステップの文章を読むため1・2ページ戻り、1・2ページ進んで挿絵をみながら巻く。
初回はこんな感じです。
テーピングはかぶれたので、薬局で「カサハラ式」と付いてるサポーターがあったので、
これとジェルのクッションを合わせて使用中。(↓こんなやつ)
親指ジェルパッド(外反母趾専用) 2個入
クロサルファ 開張足ケアパッド フットワン アーチサポートジェルパッド
補強だけでは足裏は鍛えられなさそうなので、
本で紹介されていた「畳半畳に敷き詰めた玉砂利をあるく」
で、鍛えたくとも置き場ないので、百均の凸凹付き青竹を踏むことに。
全体的に予防ではなく治療が目的なので
私のような外反母趾の1・2歩手前の者には快適さはゼロです。
歩き方をもっと詳しく解説して欲しかった。
★★★★☆
足の裏の問題が膝・腰、果ては鬱病までの原因とする論は、少々強引であり、その逆も又真だとは言い難いが、例示写真のように酷い患者に限れば、確かに問題は多岐に及ぼう。
外反母趾について、自分で治せるようなテーピング・グーパーリハビリ運動・サポーター、付随する膝・腰痛への固定法としてサラシの巻き方、体操、歩き方というか足の裏の重心のかけ方が載っており、扁平足や外反母趾で悩んでいる読者にとっては、光明となる本である。
テーピングは張り替えが邪魔くさく、かぶれるおそれがある為、膝共にサポーターが簡便であろう。
本書で紹介されている著者開発の物以外に、膝はザムスト、外反母趾はぼっち君を挙げておく。
グーパーリハビリ運動は素人が見ても分かるだろうが、正しい歩き方については、スライド写真のような詳しい解説がなくわかりにくくなっているので、園原 健弘氏の著者や、『ノルディックウォーキングのススメ』が参考にすればいいだろう。
「膝を伸ばして踵から着地」と他書で書かれているフォームも、軍隊の行進的に膝を伸ばし続けて歩いているわけではなく、踵・指先・付け根の3点着地しているようだ。
リハビリとして、本書にも書かれているが、鼻緒のついたビーチサンダルや下駄等の履き物を履いて歩かれる事もお勧めしたい。