一時期毎日聴いていました。
このぐにょぐにょしたシンセとブロックの特徴的なギターカッティングが気持ちいい。
最近またホーク熱が出てきたんで聴きたいなと。

１曲目のPsychedelic Warlordsは最初ベストのシングルヴァージョンで聴いて「なんじゃこりゃ？」と。
驚きつつあっという間にホークウインドに見事にはまらせてくれた思い出深い曲です。
それがボーナストラックとして追加されているなんて！！
アルバムヴァージョンは途中の間奏が長いのですが、これまたトリップ感たっぷりに仕上がっているので大好きです。
両方楽しめる！！

ジャケットの不時着し大破した宇宙船の荒涼としたイメージが曲と相まって曲のイマジネーションを広げてくれていると思います。
You better believe it(Single ver),Paradox別ミックス
それにPsychedelic WarlordsのシングルB面だった「It's So Easy」も入っているなんて・・・
ああ、素晴らしい、イカレテル・・・
これはお買い得ですね！！

ストレンジデイズでも最近特集されたし、再販が開始されているのでおすすめです！

イギリスのサイケロックバンド、ホークウインドのアルバム。1974作
最高傑作といわれる前作「Space Ritual」の勢いある濃厚なサウンドから、
本作ではだいぶ整合感が増した印象で、とても聴きやすくなっている。
スペイシーなシンセワークに艶やかなヴァイオリンも美しく、
サイケロックとしての空間的美意識のようなものが感じられるようになった。
広がりのあるメロトロンの使い方などはシンフォニックですらありますな。

Space Ritualの重苦しく圧倒的なサイケ路線から、サイモン・ハウス（Violin,Keyboards)が加入して次作Warriors on the Edge of Timeのプログレ路線に至る過渡期的作品。しかし個々の曲のメロディが良く書けており、次作より平均点は高く付けられる。ホークウィンドで唯一まともな音程で唄える人、リーダーのブロックがボーカルを取る曲も多いので初心者にもお薦めしやすいかも？逆に言うとニックやレミー、カルバート好きの中毒患者には不十分な嫌いもある。