日本の元祖スカコア・バンドとして強い支持を集めるRUDE BONESが、通算7作目なのだが、バンド外メンバーとのセッションという意味では1stアルバムととってもいいようなオーセンティックなスカ/ダンスホール・レゲエ・アルバムをドロップ。しかし、当のジャマイカ人だって、21世紀にはここまでルーツライクな音楽をやってないんじゃないか? と思えるほどモノホンのルードボーイ臭がプンプンなのである。
参加メンバーはニール&イライザの堀江ヒロヒサ(key)、Centralの及川ヒロシ(perc)ら、幅広く日本のロック/ポップを支えるミュージシャンたち。オリジナルに混ざってかのSKA FLAMESもカバーしたTHE BLUES BUSTERSの「Soon You‘ll Be Gone」や、イーグルスの「Take it Easy」のカバーも違和感ナシ。(石角友香)