ドラムやってる人は特に必見
★★★★★
買い忘れていた本作をやっとアマゾンさんで入手出来ました。
画質は最近の高画質作品と比べるとイマイチなんですが、内容が素晴らしいので買って良かったです。
しかし、このバンドのドラマーは上手いですね。日本のメタルドラムを目指す人達は速さとか派手さを追求してタメが出来て無かったりしますが、このドラマーが叩く基本の「ビート感の良さ」に注目してもらいたいですね。
もちろん、楽器をやらない人でもメタル好きなら買って損はしない作品だと思いますので入手出来るうちに購入する事をお勧めします。
通常の2Ch再生の場合は音声選択を「STREO ON STAGE」にしたら音に迫力が出ました。
指揮者、ジャーゾンベクここにあり
★★★★★
CDライブインザレクションが発売されてから数年たつが、あの素晴らしい臨場感を映像で観たいというファンは多かったかと思う。
ネット上で流れる映像は汚いものばかりで、待ちに待ったという感じだろう。
レザレクションのリマスター盤を先に購入してしまった方も一見の価値あり。映像は少々粗くカメラワークも普通レベルではあるが、プリーストよりも上手いと言われたバック演奏陣の完璧なパフォーマンスでお釣りがくるでしょう。
中でもジャーゾンベクの、数ミリの狂い無きペダルワークを擁したドラムプレイを堪能できるだけで感謝感激。
そう、バンドの指揮を執るのは彼のドラムなのだ。
ロブがこの、技巧派達を擁した意味が、演奏と映像から伝わる。それは頭部に浮き出る太い血管が答えだろう、必死なのだ。
通常ステレオだと右チャンネル(メタルマイク側)が音量小さいですが、5.1サラウンドだとバランス良く、またロブの声も広がって聴こえます。
入手しやすい、この1CD+DVD盤でも充分です!
★★★★☆
どうしてこれほど時間が経過してからのリリースなのか全く見当もつきませんが、いずれにしてもファンとしては大歓迎のDVDです。
ロブのキャリアの一部として、決して忘れてはいけない時期のライヴ映像だからです。しかもリージョン・オールのようで、普通に再生できましたのでご安心下さい。
冒頭、思いのほかロブの声が出ているので、あとは安心して観る事が出来ました。アイアン・メイデンのライヴDVDで経験済みでしたが、当時20万人〜25万人、いやそれ以上とも言われた大観衆を集めてのライヴは圧巻です。若いバンド・メンバー達にも盛り上げられて、まだまだ元気な所を見せていますが、アンコール最後の 『BREAKING THE LAW』 ではほとんどをオーディエンスにマイクを向けて歌わせています。やはり、相当しんどかったのでしょうか?
ライヴそのものには大した不満はありませんが、画質と音質には少々不満があります。メイデンの 『ライヴ・アット・ロック・イン・リオ』 と同日の収録のハズですが、こちらの方がずっと劣るクオリティです。数年遅れてのリリースなワケですから、そのあたりはもう少し磨き上げて欲しかったところです。音質も2チャンネルでは気にならないんですが、マルチ・チャンネルに切り替えるとなぜか音が曇って迫力が無くなります。チョット残念です。
あえて不満も述べさせて頂きましたが、ファンならこのライヴを観られる嬉しさの方が上まわる事でしょう、きっと。多くのインタヴューを含めたドキュメンタリーなど特典映像も興味深いのですが、自分の英語力では字幕が欲しい所です! (笑)
この他に2CDのLIMITED EDITIONもありますが、プロモーション用に7曲収録した音源的にも特に目新しいワケでもないCDがもう一枚付くだけですので、より入手しやすいこの1CD+DVDで充分かと思います。個人的な評価は★★★★★なのですが、先にも述べました画質・音質に関する不満は決して無視できないところでもありますのでマイナス1ポイントしました・・・。