シフ指揮・演奏、バッハ・クラヴィーア協奏曲全集
★★★★☆
アンドラーシュ・シフの指揮と演奏による、バッハ・クラヴィーア協奏曲全集。4枚組
1-7番、2台のための協奏曲3曲、3台のための協奏曲2曲を収録。
4台のための曲は、ヴィヴァルディの曲のバッハによる編曲なので、省略しているようです。
(厳密にいえば、編曲を含めバッハの創作なのですが)
他にイタリア協奏曲、フルート・ヴァイオリン・クラヴィーアのための協奏曲を併録。
正直、1台の曲はともかく、複数台の曲を現代ピアノ(ベーゼンドルファーを使用しているそうです)で演奏する意義はどれほどあるのだろう、とも思うのですが、バッハでは定評のあるシフなので、優れた演奏ではないかと思います。
しかし、古楽やチェンバロはどうにも嫌いだ、という方でなければ、コープマン盤 なども一度は聴いてほしいところです。