２．「日暮し」が個人的にナンバー１。
男にしかわからない内容だと思いますが、社会に対しての自分の疑問、そして過去。
それらを引き連れても生きていく。勇気をくれます。
5．「告白」はまさにそういう時期が自分に重なり、…。思い出の曲です。

こういうバンドは長く活躍しますね。
英語でわけわかんねえことしか言えないパンクバンドは勝手に消えます。

「君を思ったら涙が出てきてしまったよ
　それだけだよ、他には何もないよ
　涙枯れるころ君に会えたりしないかな
　それだけだよ、僕が思う事は」
雪どけの歌詞です。
大好きな子と過ごした時間は過ぎてしまった。思わず僕は、
「君を思ったら涙が出てきてしまったよ
　それだけだよ、他には何もないよ」と心から思う。
大好きな子を想って泣いていると、
「涙枯れるころ君に会えたりしないかな
　それだけだよ、僕が思う事は」と願ってしまった。
切ないから涙が出る。
僕は好きな子のことを思い出して、きっとこの「雪どけ」も思い出すだろう。

僕はこの中の　告白　が大好きです。

好きですといえないことが～こんなにも切ないものか～

勇気をもって告白したいとき、男の子も女の子も
照れ屋さんもカルイと噂立てられている人も
ぜひ聞いてください！勇気が出ます！！

少し笑ってくれるだけでほっとしてしま～うのさ

僕らの気持ちをこんなにストレートに歌ってくれる
ガガガ最高！

竹本淳一

失恋をした。たまたま映画「ぼくんち」を見た。ラストにかかった曲が気に入ってレコードやに行った。どこにもなかった。やっと見つけた。聴いてみた。泣きたくなるほど自分の気持ちを代弁してくれた。どこかせつない。だけど清々しいほどスパッとしてた。なんだか気持ちが訳も分からず素直に現実を受け入れた。これを聴いて「男ってバカ」と云う奴もいるけれど、このＣＤの良い所は「いつまでもひきずりながら」「後ろ向きに進め」と失恋というものを受け止める男達の苦しみを肯定してくれるところだ。女にはどこまでも分からないで結構！

爆音にのせて不器用にとめどなく歌われる切なさ。それはいまだかつてなかった音楽スタイルだ。
ここまで真っ正直に言葉での表現に重きを置いたアーティストは今の時代、非常に貴重。
クサイ言葉も青臭い表現も、赤面する暇も与えず怒涛の演奏で押し通す心地よさ。
彼らが楽しみだけで音楽をやってないことがわかるし、

リスナーも楽しいだけでこのアルバムを聴き終えることはけっしてないだろう。