この本を読んで先ず感じた事は
★★★★★
スペインに滅ぼされたインカ民族の悲劇である。古き良き江戸時代までの日本文明も自ら滅びたのではなく、正しく滅ぼされたのだ。唯物論者、崩れ左翼の自虐史観を捨て、公平、冷静な目で当時の西洋知識人達の日本観を纏めてくれた著者に対して深く感謝せずには居られない。
MAJIME書店
★★★★★
江戸時代末期から明治初期に日本を訪れた外国人の書いた庶民の実像を、数多くの文献から丁寧にひろい上げまとめたものです。各界の著名人が思わず涙したと述懐する稀有な一冊です。以前は葦書房という福岡の出版社から出ていましたが、今回出版社が変り、半額以下の買いやすい定価となっています。日本の原点がぎっしり詰まっています。
ランランブックス
★★★★☆
外国人の目から見た明治時代の日本人の検証。よくぞ これだけの傍証になる書簡を集めたものだと思う。書簡を根拠とした考察もしつこいほどだが「日本の品格」を味わうのに最適な本だと思う。