緊張感に満ちドラマチックな展開を見せたかと思うと、突然現れる抗いがたい柔らかな流れに優しく包み込まれる。ストーリー性を持っていて、まるで映画のサントラのような音世界です。

生ストリングス、ピアノの美しい音色に時折重なる電子音。
BGMのつもりがいつの間にか聴きこんでしまい、その音世界にずっぽりはまって抜けられなくなってしまいます。このアルバムに限らずMax Richterのアルバムは全て美しいです。