三国志で出てくるような武器や防具を知りたくて購入してみました。

特に武器に関してはとにかく事細かに説明してあるし
その外観イラストや性能のグラフのようなものまであり
こんな風だったんだ！と感心させられます。

防具に関しては人用はもちろんですが
馬用のものまで説明してあります。これは凄いです。
欲を言えば、人用の防具をもうちょっと詳しく図解にして欲しかったです。


しかし…この本の絵は二名（？）のイラストレーターが担当しているようですが
最初のほうの人物の絵のレベルは本当に酷いです…。
はっきり言って不快です…。

高島俊男先生がこの本を「よくできている」と評していた。読んでみて納得。よく勉強して、それを充分咀嚼して書かれた本です。軍事史と限らず、中国に興味のある人なら購入して損はないでしょう。
内容的には星五つでも良いのだけれど、誤字が散見するのと、表紙絵がひどい（笑）ので、星一つだけ減点です。

本書は中国の歴史に登場する数々の武器について、イラストを交えて解説。
文章は実にわかりやすいし、『孫子』から『武経総要』、そして『天工開物』など中国歴代の兵法書、科学技術書のエッセンスをふんだんに盛り込んである。
また、ニーダムなど近代の科学技術史研究の成果もしっかり押さえた良書。

あと、巻末の参考文献リストはかなり有用で中国武器研究入門としても使える。
1990年代初頭までに発表された中国科学技術史、武器史研究の重要な文献はほとんど網羅してあるといってよい。

私は三国志が好きで、当時どのような武器・防具が
使われていたのか興味があって買いました。
色々な武器・防具。また兵器、暗器なども紹介していて、
この時代に発明されたことに関心しました☆
また時代ごとに戦場でそれぞれ使われていた武器の
年表なども載っているので、本当に楽しめた一冊
でした☆

この本の内容は、オーソドックスな刀剣から始まって、重装甲の敵兵を打ちのめす棍棒など打兵、戦車乗りや騎兵や歩兵が扱う槍など長兵器、モンゴル人が西から持ってきた攻城兵器や、銃や大砲以外の珍しい火器、日本の忍者が使いそうな暗器等々、興味深いものが目白押しでした。
文章・イラスト・時系列表など、構成も整って非常に読みやすかったです。