インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

君に降る白 (ダリア文庫)

価格: ¥600
カテゴリ: 文庫
ブランド: フロンティアワークス
Amazon.co.jpで確認
透明な白 ★★★★★
サラリーマン×古本屋アルバイト
謙虚で丁寧で物腰柔らかく温かい。攻・成瀬
不器用で無愛想。壊れた心で孤独を盾に生きる受・藍

昼と夜。古本屋と身体売り。
藍の中では同じ"アルバイト"という括りでしかない。感情が、無い。
幼い頃から心に根付く自己の存在否定。
楽しくも面白くもない、ただ、息をして、ただ、生きている。
そんな藍が夜の客として出会った成瀬は、
身体を重ねることなく、手を繋ぎ、触れ合い、抱きしめ合い、温もりだけを求める、
藍の目には、不思議で変わった人物だった。。
臆病で照れ屋で、優しく穏やかな成瀬。
彼の包み込むような温かさが藍の砕け散った心を丁寧に拾い集め、大切に抱きしめる。

やがて訪れる心の変化。藍の心が感情を持ち、成瀬への恋情がこんこんと湧き出すにつれ、
身体を売るという行為の罪深さと、己の汚れた身体への嫌悪感に、ただただ後悔が募る。
けれど、成瀬は藍の全てを愛し、幸せにしたいと願う。
まるで深々と降り積もる、冷たくない温もりを持った雪のよう。

朝丘サンの本は初でしたが、情景が浮かぶような、ジワリと染み込むような、
表現力というか、言葉の力というか、そういうのを感じました。
透明感の中に濁った心の色がある。でも白い。印象的な文章でした。
レビュー通り!買って得した! ★★★★★
ちょっと出遅れたんですが、レビューの評価の高さで買ってみようかな…
って感じで購入しました。


大正解!


もう涙無くして読めません(笑)

一人でも多くの人に読んでほしいので、レビューを書きました。

うーん… ★★☆☆☆
評価のレビューが高いので期待して購入に踏み切ったのですが、私にあまり合わなかったようです。
各設定や、キャラクターなんかはとてもいいと思うのですが、生かしきれてないように思えました。

特に脇役なんかはうまく使われてないような…。
古本屋のバイトの店長と先輩の役割が、申し訳ないけど先がよめてしまって、冷めてしまいました。

夜のお仕事を始めた理由が特にないって…。なんで? しかも女の人相手じゃなくて、何故男の人相手なの?
その辺ももう少しつっ込んで書いて欲しかったかな。

あと、主人公をカタカナでクン呼びする攻めの台詞や文章が私にはどうしても、合わなかったです。

結局最後まで読み切る気になれなくて、途中からパラ読みで済ましてしまいました。

この作家さんは初めて買いましたが、残念ながら私にはハズレの作品でした。
心象風景が絶妙! ★★★★★
とにかく号泣でした。BLの枠に入れるのが勿体ない程の秀作です。もしかしたら直木賞とか狙えるんじゃ?的な文体。切ない心情や、やるせない空気が胸に迫るのに、どこかそれに酔いしれる感があるのは、やはりその文章の巧さに寄るものなのでしょう。ラストはもう涙なくしては読めません。勿論、絶望じゃなくて感動の方の。
涙が止まらない ★★★★★
この方の作品ははじめて読みましたが、
心理描写や言葉が丁寧に描かれていて、一言一言が胸にしみました。
最初電子書籍として購入したのですが、あまりによかったので、
何度も読み返したいと思い本としても購入しました。
他の方も書かれていましたが、悲しくないのに涙がボロボロこぼれてきて、
最後まで涙がとまりませんでした。
こんなに泣いた作品ははじめてです。

成瀬さんほど心が綺麗で優しい人はいないと思います。
現実に成瀬さんみたいな人がいたら絶対好きになると思うくらい素敵な人です。
苦しくて辛い思いをしてきたからこそ、成瀬さんの一言一言が心にしみ、
成瀬さんの藍くんに対する思いの深さに胸が熱くなります。
ずっと二人の幸せを祈るように読んでいて、最後二人の幸せを見届けることができて
心からホッとしました。
二人の幸せそうな笑顔が見れただけで、心が温かくなりました。
文中に出てくる詩もとても素敵で、そのフレーズを何度も頭の中で
繰り返しています。
文字や言葉の一つひとつから著者の深い思いや愛が伝わってくるような作品です。
ずっと大切にしたい一冊です。