プリンスの色合いがうまくラリーグラハムの音楽性に影響していると感じられます。
また電気グルーヴの「ガリガリ君」は（1）にインスパイアされたに違いないと聞こえましたが真偽のほどはいかに？

　このアルバムは、プリンスとラリーによるプロデュースで、tr,3では、プリンスとチャカ・カーンが参加、tr,5では､プリンス参加、そしてtr,8は、ラリーとプリンスが作曲,ということで､当然ながらプリンス色の濃い作品に仕上がっています。従って､プリンス好きは要CHECK!
私的には、プリンスのプロデュースによってアレンジや音色が現代的になって(年をとってない､風化していないという意味で)で好きなのですが､古いタイプの音を好む人、プリンス独特のアレンジが嫌いな人は避けたほうがいいかもしれません。曲は､割とシンプルで聞きやすくなっています。また、肝心のラリーのプレイは、相変わらずFunky!!
　また、WARNING FUNK ADVISORY の文句には、思わずニタッとしてしまいました。