10年に1枚の大名盤!
★★★★★
これは本当に本当に素晴らしいです!
僕の中ではずっとDark Tranquillityの「ギャラリー」がメロデスの最高傑作で、他のどのアルバムもそこまで気に入るアルバムはありませんでした。
しかし、ついにそれを超えるかもしれない作品に出会えました。
“もるぷり”!最高です!
暴虐性や冷たさが希薄になりつつある先駆者達に食い足りなさを覚える諸兄、これは必聴ですぞ!
B!でよく出る表現「慟哭」とはまさにこのアルバムのためにあるようなもの。
血の涙を流して聴けぃ!!
まさにメロディックなデス
★★★★★
まず一曲目のpure これはイントロからして破壊力高すぎです。
女性Voの効果もあり、暴力的なカッコよさの中に美しさが加わりとてもかっこいい!
2曲目へのつながりも自然で、テンションは上がりっ放しです。
このアルバムに収録されているのはどれもこれも1曲1曲の中に「聴きどころ」がバッチリあるので
メロデスにありがち(?)な「どれも同じ曲に聞こえてきた」ってのがあまり感じられません。
2ndにしてこの完成度は恐れ入る
★★★★★
2005年リリースの2th。フィンランド出身。これは良い。
音楽性は時々シンフォニックっぽくもなるシンセが印象的なメロディック・デスです。アルバム全体でテンションが高く、テンポ良く一気に最後まで聴ける。
Keyが凄い綺麗な世界観を創り上げ、激しさの中に幻想的な美しさも織り込ませる。たまに聴こえる女性ボーカルも効果的な演出じゃないかな。
ギターもピロピロしてて好印象。ただのピロピロではなく、NeoClassicalな雰囲気を現代風にアレンジしつつセンスの光るツインリードみたいな。
ドラムはスタッカートってか、一瞬ドラムが止まって他の演奏は続くみたいなパターンが多い気がするな。この完成度で2ndってのは驚きです。
1曲だけカラーの違うMEGADETHのカバーでアルバム全体の雰囲気が台無しになってる気もするんだが、好きな人には堪らんのだろうね。YouthanasiaじゃなくってRust In Peace辺りからだったらまた違ったのかもね。
とはいえ、COBやArchEnemyに飽きちゃった俺には、久々の大Hitメロデスなんだな。
ハイクオリティ、メロディックデス
★★★★☆
フィンランドのメロデスバンド、モルス・プリンシピアム・エストの2nd。
一聴して音の広がりがダイナミックになった。女性コーラスの導入や、シンセのアレンジがスケール感のあるサウンドをかもし出し、音には大幅に説得力が増している。
そして、大きいのは疾走だけに頼らない曲作りで、センスあるギターリフにメロディ、さらに様々なエフェクトを効果的に取り入れるなど、楽曲には工夫とアイディアが多い。
そして疾走するところは暴虐に、カタルシスをともなって突進する。
細部までアレンジの練られた高品質メロデッィクデスメタルサウンド。
これまでのバンドの良い要素を巧みに取り入れながら、二作目にしてここまでのクオリティに持ってきた、このMPEの実力はたしかに凄い。
さらなる成長に期待。
★★★★☆
フィンランドメロディックデスバンドMORS PRINCIPIUM ESTの2ndフルアルバム。
メロディアスでありながらもヘビィな、ツインギターと叙情感と暴虐性のバランスの良さが魅力の一つ。
演奏技術も若さは感じるものの、レベルは高いです。前作よりもまた成長しているのが解ります。
前作にも言えますが曲構成と選曲が上手く、どの曲も聞き飽きる事無く聴けて、アルバムとして十分に楽しめる作品です。
ただ前作よりも全体的なクオリティーは上がっていますが、音質があまりよくないのが頂けないところ。
勢いを全面に出すための演出と捕らえれば良いのかも知れませんが…。決して聴き易くは無い仕上がりになっちゃってると思います。
ただ、曲調的にメロディックデスメタル好きはもちろん、デス系をあまり聴かない人にもオススメです。
私は素直に「カッコイイアルバムだな」と思いましたから!
なかなか面白い味を持つバンドの先が楽しみな2ndアルバムですね。
色々な意味で今回は☆4っつです。