シュタイナー教育クラフトワールドvol.1。日本語版で読めてうれしいですね。
主に季節に合わせた立ち人形を使っての、’季節のテーブル’をコーディネイトしています。
シルクなどファブリック使いも参考になります。
本書は教育者向けなのでしょう。それなりに難易度が高い内容ですが、本当に素敵です。
（小さなお人形のお顔も、ちゃんと二重構造になっていますし）
自分の技量では’ねっこぼっこ’（家では’きゅうこんぼうや’と呼んでいましたが）
や花の妖精ぐらいが精一杯でしたが、子供たちはよく遊んでいましたよ。

はじめに/基本的な技術/春の初め/春/復活祭　イースター/キリスト昇天祭と聖霊降臨祭/
ヨハネ祭/夏/秋/ハロウィンと聖マルタン祭/アドヴェント　待降節/クリスマス/冬/訳者あとがき

季節毎にひとつのシーンがカラーで紹介され、
登場する小物の作り方が、一部型紙などと共に載っています。
行事の由来も書かれているので、写真と一緒に読み物として楽しむこともできます。

ただし、紹介されている手芸は中級向きで、季節のテーブル作り初心者には
エッセンスとして楽しむだけになりそうなので、星ひとつ引きました。

決して大きなテーブルでなくていいんです。 子供と一緒にお散歩中に見つけたおみやげと、ほんの少しのお母さんの工夫で、おうちにも季節の妖精さんがやってきます。そして、美しく楽しく、一年を過ごしてみませんか？