初めて読んだあさひ木葉さんの作品がこれでした。インパクト大きかったですね。攻めの少佐はかっこいいし、受けの少尉はかわいい。思わずBLってこんな素敵な世界なんだと、熱い溜息をつきました。３本立てになっていて、後ろの２本はシリーズの前作と前々作のその後。どれもうまくまとまっていて素敵な話なのですが、できれば愛玩具だけで一冊いってほしかったです。それだけ、もっと読みたかった話です。

表題作の他に、これまでの軍服シリーズの短編が入っていたり、シリーズキャラが総出演編があったりで、ファンにとってうれしいバラエティパックでした。
まず、表題の愛玩具である光明が可愛いです。
しかも、意地っ張りなのにあんな所が弱いなんて…。
土御門が我慢できずに楽しんでしまうのがわかります。
２話目の夢と過去が絡んだ大悟と深春のラブラブも良かったです。
３話目はもう…いつも以上の調教ラブで、満足でした。
来春軍服シリーズの新作を出してくださるそうで、今から楽しみです。

待ってました！軍服第3弾！！

内容は3本立て、なんと見開き４Ｐ口絵、ミニマンガの袋とじがあります。

メインは上官・土御門（攻）と、新米隊員・光明（受）
口腔がひどく敏感で、弄られると理性が飛ぶという秘密を土御門に知られてしまい、
いろいろいたされてしまうのですが・・・
挿絵がまた素晴らしいです。土御門の目が、獲物を狙う獣のようで
「うわぁ、いいよ、コレ！」と思わず本を握り締めながら見入ってしまいました。

光明は仔猫っぽい感じました。
こう、抵抗してる感が仔猫が一生懸命抵抗してるような（笑
いや、可愛いです。若さっていい。
抵抗もなんのその、迷いなく光明に手を出す土御門もよかった。

2話目は、「軍服の愛妾」大悟と深春。
大悟回想（妄想）、ほのぼの感です。

3話目は、「軍服の花嫁」山科と一葉、他全員登場。
ちょっとしたお楽しみがあります（笑）

これで軍服シリーズは最後のようですね。
すごく大好きなシリーズだけに寂しい気持ちで一杯です。

ページ数も、内容もボリュームが有り
私としてはとても満足な仕上がりになっていると思います。

もしお見掛けになったら是非お手に取ってご覧下さいませ★

シリーズの３作目であり、総集編的な１冊。
今作は以前にｗｅｂで連載されていた新米隊員の高瀬と上官の土御門の話がメインとなっていますが、うれしいことに前作までの登場人物（愛妾・花嫁）も番外編で再登場しています。

番外編は２本立てで、１本は愛妾カップルのラブラブ生活、もう１本は土御門と山科公爵のドＳっぷりが発揮されている話です。（受けの剣持隊長はさらにＭまっしぐらです）

口絵の袋とじも小路龍流先生のマンガと美しいイラストがたっぷりで、お得な１冊だと思います。