スラブ舞曲は多くの指揮者&楽団が演奏し収録していますが、このジョージセル指揮クリーブランド管弦楽団の演奏を超えるものはなかなか無いのが現状です。曲そのものが土臭いので華やかさや緻密さを得意とするアーティストの演奏ではどこか消化不良をおこしてしまいます。ドボルザークのスラブ舞曲を聴いてみようと思われた方は、真っ先にこのアルバムを手にすることをお勧めします。スタンダード中のスタンダードだと私は思っています。