この作品でもハスキーでメタリックな音色のSAXが炸裂している。
Paul Brownの自身のデビューアルバムの中の曲と全くアレンジが同じ1曲目はまあご愛敬だけど、
R&Bタッチな前半部とEugeらしい繊細なタッチの曲が好対照である。
今、絶好調のSmooth Jazzアーティストであると思うので
ここは一つここ日本でも是非ライブをお願いします。

　単に嗜好の問題かもしれないが、アルバム前半と後半で出来に大差がある気がする。6曲目まではJames Taylorの名曲を心地よくアレンジしてたり（1曲目）、ヒップホップ調のファンキーな曲あり（5曲目）、ちょっと切なくなる（？）バラード（6曲目）ありとバラエティーに富み各曲の個性が際立っている。しかし、7曲目以降はインパクトに欠け、だらだらと流れていく感じ。前半に気合を入れすぎたか？