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ジョジョの奇妙な冒険 50 (ジャンプ・コミックス)

価格: ¥410
カテゴリ: コミック
ブランド: 集英社
Amazon.co.jpで確認
文庫版は扉絵が美しい ★★★★★
扉絵が美しいので50巻分スキャンしてパソコンに並べたら壮観だった。
美しい栞も入っているので、それをコレクションしてもいいのでは。

内容は、他の方が書いていらっしゃるとおりです。
第6部も面白い! ★★★★★
私は昔からのジョジョファンなのだが、第6部は一度読んだ時に最初の方でやめてしまった。しかし、いま改めて読むとかなり面白い。何よりも、新しいスタンド能力が斬新である。スタンドは第3部から出ているのに、そのアイデアがここに来てさらに向上しているのはすごいことだ。

この作品は、第4部まではジョジョが正義で敵が悪という分かりやすいものだった。しかし第5部ではジョジョ達もマフィアで、悪VS悪の闘いになった。そして第6部はプッチ神父もジョジョも正義であり、正義VS正義の闘いである。プッチ神父が目指すのは己の野望ではなく人類の幸福なのだ。彼は敵ではあるが悪ではない。あえて言えば「狂信」の象徴である。

だがプッチにとっての幸福とジョジョにとっての幸福が相反する。それで闘わなくてはならない。プッチは16歳の時に「運命」によってとても不幸な目に遭った、いわば犠牲者である。そこで彼は人類に「運命」を克服する力を持たせようとする。彼のこの使命感と精神力は、この作品の中でも最高である。そして実際に、承太郎とジョリーンに勝利する。このことから最強のキャラクターだと分かる。しかし、最後は非力な子供に殺される――エンポリオが行ったことは良かったのか、それは断言できない。ただプッチの考える幸福は、他人の同意を得られなかったということだ。

第6部は、『ジョジョ』という名作の中でも特に面白い方だ。しかし、それを楽しむには少なくとも第3部は読んでいなければならないし、またラストの設定が矛盾だらけなのも確かである。だが、プッチ神父という魅力的なキャラクター、そして作者の「運命とは重力である」というテーマは漫画というジャンルを超えたすばらしいものだ。これを読まないのは実にもったいないことである。
昔はよかったのう、ばぁさんや。 ★☆☆☆☆
ジョジョの最初のころはおもしろかった。

スタンドが出てきてからは別物として読まなくなった。

久しぶりに気になり、たまたまこの第6部を手にしたが、

絵はわかりにくいし、ストーリーはまともに読むと頭がおかしくなりそうなばかばかしさ。

いくら少年漫画といってもひどすぎる。

この作品はどうか知らないが、本当に日本の漫画は世界的に評価が高いのか。

とにかく、どう終わるのかだけが気になって読みきったが、ただ疲れただけのひと言。

作者、関係者は本当に面白いと思っているのか。

「売れればなんでもいい」
頭を使わせてくれる第6部も完結です!魂、意志よ永遠なれ…と願わずにいられない。 ★★★★★
第6部には特にはちゃめちゃなスタンドが現れます。
未確認生命体を操るスタンド(体温を奪って攻撃!)、
重力を操るスタンド(近寄ったら跳ね返されます)、
他人の記憶を奪い取るスタンド、他人の体にまで何でも潜るスタンドなどなど。

高校レベル程度の理系の知識がないと設定が理解できないものもありますが、
とにかく主人公たちがどう切り抜けるかを楽しむことができました。

今回は究極の能力とも言える、「時を加速させる」能力です。
生物以外にはすさまじい速さで時が流れます。あっという間に本はぼろぼろに、
鼻水は固まって顔にくっつき(少し汚いが事態の理解には好都合)、
テレビではニュースを読んでいるうちに時間が過ぎて、CMが2,3回分流れます。
ところが、ボスであるプッチ神父だけは自由自在に動けます。ずるい。
圧倒的な力の差になす術もなく倒される徐倫達。
これでは逆転のアイデアを楽しむどころではない!

しかし、仲間達の一撃一撃がエンポリオ少年を救うことになります。
このエンポリオがどうボスと戦っていくか、そこが見所でしょう。

戦ったものたちの魂は新しい世界でもきっと受け継がれ、輝き続けるのだろう…
と思わせる、最後のページでした。
このラスト、詠み続けたものには感慨深い。少し寂しいですが。
最後にひとつ言っておく。「今春は全50巻BOXも登場」する ★★★★★
DIOの意思はついに「メイド・イン・ヘブン」という「時を加速させる」究極のスタンドとなり具現化した。
 娘の危機を救うため駆け付けた承太郎のスタンド、スタープラチナの「時を止める」ことですら、その圧倒的、究極的なまでの能力にはなすすべもない。
 連載当時、いくらなんでもパワーバランスが違いすぎることに違和感があったが連載当時の作者自身の心境をあとがきで知ることができたのは文庫版ならではの特典。
 しかも41巻で無敵ぶりを評価していた「スタープラチナ」の能力を再度収録。さすがに私情が入りすぎた前回と違い、今回はイラストも説明も適切に表現してくれています。

 最後にタイトルにあるように「第1部〜6部」までの完結を記念してこの春、収録BOXが企画進行中。
だが、ジョジョ文庫が完結したわけではない。刊行中の作品欄には1〜50と表記されている。
次回のレビューは文庫版51巻、第7部「スティール・ボール・ラン」にて。いずれまた。