私が「失くしていた・忘れていた気持ち」を思い出させてくれました
★★★★★
この作品を読んでてふと思いました。
「アレ、なんだか懐かしい・・・」と。
物語を最後まで読み終わって感慨に耽っていると一つの結論に達しました。
「ああ、マンガってこういうものだったんだよな」と。
作品の一つ一つが心に何かを残す、これって凄いことでもあり、でもそれが普通なんですよね。
最近ではそういうマンガに出遭えていなかったんだとしみじみ思いました。
まさに「マンガの教本」たる秀作!!
是非もありません、即買いをお勧めします!!
買いです。
★★★★★
クロワーゼ2巻の隣においてあったので迷わず購入しました。
・狐とアトリ
表題作。
巫女服もうまいですね、この人……。
クロワーゼも表紙に惚れたところがあったけど、画力高いです。
そして50ページにこれだけきっちりとした話を詰め込める漫画力に脱帽。
・ドールズ・ガール
一番気に入った話。
正直、ケチをつけるところが見当たらない。
安易な感動モノではない、一見の価値がある作品です。
自分が読んだ数々の短編の中でも、かなり完璧に近い短編でした。
・やえかのカルテ番外編
残念ながら元ネタを知らないので感想はスルー。
ただ、上記二つのような短編の方が、この人には合っているのかな、とは思いました。
この短編集から、武田日向さんの世界に飛び込んだら、もう抜けられない。
その位、質の高い短編集でした。文句なしの星5つ。
あいかわらず泣けます
★★★★★
やえかのカルテ以来、存在を忘れかけていたのですが、アマゾンのおすすめ商品から再び出会えましたw
(ダメなファンでスミマセン・・・)
私は涙腺がユルいほうなので、あまり参考にならないかもしれないのですが、この作品を読み終わるまでに三回泣きました。
電車の中で読まなくてよかったw
萌系の絵がお好きな方はもとより、それ以外の方にもぜひお勧めしたい作品です。
「やえかのカルテ」「異国迷路のクロワーゼ」と続きモノもお勧めですが、
武田日向さんの作品が初めての方はこの短編集から入るのもよいかもしれません。
貴女に何を伝えれば、貴女に何を返せばいい
★★★★☆
真実の闇において。
私が求めるとしたら、それは多分優しい人だと思っている。
私が抱えている、現実も、非現実にも、その瞳を逸らさない。
闇の中でも、いつもその人の気配を感じられたら、
きっと生きていける。
本当に優しい人が誰なのか、気が付かない人は多い。
そんな人には薦めないが、もし貴方が私と同じなら、
ずっとそれを探している人ならば、この本を読んでほしいと思う。
彼女の存在自身に感動するはずだ。
話と絵から引き込まれます。
★★★★★
短編集。表紙で買ってしまうくらいに絵が綺麗な仕上がりです。巫女装束、素敵です。
表題作はなんとなくオチが読めましたが、それでも好感を抱いたまま読み進められました。
絆ややさしさを思い出させてくれる、素敵な一冊です。