「金はにぎやかなところが大好き」より 「なんであの人は、いつも儲かるようにできているのだろう」と不思議に思うほど、お金が転がりこんでくる人がときどきいるものだ。 別にどうといって特別な努力などしていないようなのに、どこからともなく、お金が入ってきてしまう。まるで向かうところすべてに、金の山があるような人である。 私の知人で東京の日本橋の商店街に住むA氏がそのタイプだ。だいたい、ある程度の資本があると、なんとかその資本をふくらませようとがんばるものだが、A氏にはさっぱりその気がないのである。 それなのに、どこからともなく金が湧いてくる、正確にいえば、金が寄ってくる。かねがねその点を不思議に思っていた近くの銀行の営業マンが、いろいろと考えてみたあげくに思いあたったのは、ただ一つ、「楽しい人」という点たった。 Aさんはじつに楽しい人で、周囲には笑いが絶えない。あまり上手でないダジャレなどをとばしたり、間の抜けたところがあったり、Aさんと会っていると、何回も笑わされてしまうところがある。 これが一つのカギなのである。明るく楽しい人のまわりには、常に人が集まるもので、人が集まれば情報が集まる。もちろん、情報には、役に立つものもあれば、役に立たないものもある。しかし、ネアカな人といっしょにいると、自分の胸の中におさめておこうと思うような儲け話まで、ついついしゃべってしまうものではないか。 ガツガツと儲け話ばかりに目をギラギラさせているような人には教えたくないが、あの人になら、チョッピリ教えてもいいというふうに人に思わせてしまう雰囲気をAさんはもっているのである。 人間と同じように、お金もまた、「明るくて楽しいところ」が大好きなのだ。
まさに人生が豊かになる一冊
★★★★★
お金はないより有った方がいいけど、別にそれにこだわってはないんだけどな、
と思いつつも、
早島正雄著とあったので手にとりました。
読んでみると、単に金運、ということだけでなく
気の流れが良くなれば金運も自然とアップするもの
というようなことが書かれており、
大変面白く、最後まで一気に読破してしまいました。
仕事上、すぐ実践できることも多く書かれており、
とてもためになります。
具体的には自身の仕事の効率アップ、上司や同僚またお客様との接し方
のあたり、すぐこうしよう、と思いました。
そしていつものことながら、文章も大変読みやすく、分かりやすいのです。
明日から、いや、読んだ時からすぐ役立つ人生の書です。
自己中心的?
★☆☆☆☆
読んでいて気分が悪くなりました。「若い子から気を盗んで元気になる」とか「かわいい子と付き合いたいと‥」など全体的に年齢を経た男性の欲がみえてくる感じです。じゃあその的になった人はどうするの?と思いますし。たまに見た目で判断するな、というようなことや参拝の仕方でいい事も言っているのですが。どれも自分にいい事がやってくる為にそうする、というのが強くて「気」というものを気持ちよく感じることはできない本だと思いました。自分が求めていた本ではなかった、っていうものかもしれませんが。。
努力だけではない開運方法が
★★★★★
確かに、努力しても空回りしたりする事が多かったけれど、気の重要さをわかりやすくかいてある本でした。読んで更に気について、強運についての興味がわきました。オススメです。