今と昔とでは評価が、まったく違う一枚ですが私的には初期三枚は、どれも甲乙付けがたい作品です。スイート・リーフのグルーヴ感、後のメタリカに多大な影響を与えたギター・ソロからチルドレン・オブ・ザ・グレイブに流れるあたり、また絶妙のタイミングで入るスロー・チューンのソリチュード(Voはビル・ワード)完璧です。ボーナス盤には初出のアウト・トラックの一曲目これだけでマニアは買うべき一枚です。そしてこちらのディスクのチルドレン・オブ・ザ・グレイブの歌詞は、まったく違うものになっています。ソリチュードのVoはオジーです。またオリジナル・ヴァーティゴ盤のジャケを忠実に再現した箱型ジャケも良いしキーフ撮影のポスターのミニチュアも嬉しいですね。紙ジャケとは、こう有るべきですね。アナログの発売実績が海外も含めてまったくないタイトルの紙ジャケ可には少々うんざりしていたので。ちなみに収録時間が少し短めなのは、この時季のサバスは半年に一枚のペースでアルバムを作っていたからなので大目に見て下さい。

"Sweet Leaf"
"Into the Void"

最新リマスタ−と言う事で買ってみましたが、う〜むイマイチ↓↓。音に艶と言うか切れ味がないです、もうちょい音のヌケが欲しかったなあ〜。この程度なら前に国内発売された2004年リマスタ−のSHM盤の方が迫力があって良いので無理に買う事はないと思います。来月 これの国内SHM盤が発売になりますが音やいかに〜〜。