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ハイ・ランド、ハード・レイン

価格: ¥1,800
カテゴリ: CD
ブランド: ワーナーミュージック・ジャパン
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早熟すぎるよ ★★★★★
アズテックカメラ、83年の1st。主幹のロディはまだ19歳のときの作品。

今これを聴くと、例えばオレンジ・ジュースの1stなんかと比べて、ものすごく音がまろやかでちょっぴり恥ずかしくなるくらい甘い音だ。全くロディ・フレイムという人は最初から実に曲作りがうまい。エルヴィス・コステロがいきなり認めたというのも頷ける。演奏が、曲にちょっと追いついていないのだが、それすらも魅力にしてしまうくらいの若いエネルギー。そして、それに反比例するかのようなメロディの流麗さや文学的なアンチ・パンクを提示する歌詞とのアンバランス。それこそがネオアコの魅力の大きな要素だろう。
この風変わりなポップな抽象画のジャケットを見るだけで、なんとも言えない青春を感じ取ってしまう。初恋もしくはファーストキスは一度だけという甘酸っぱい想いは、だからこそ誰にでも切ない気持ちとして共通する。逆にまだ青春まっただ中の若い人には、こういう音楽を聴いて、希望を持ってもらえたらなと思う。
是非若い人にも聴いてもらいたい ★★★★★
このアルバムを聴いたのは高校の終わり頃で、青春が終ろうとしているときでした。
そのときの自分の心情にとてもぴったりで思わず感極まってしまいました。
アルバム全体がまさに青春のようでどこかに哀愁が漂う感じがたまりません。
自分は今大学生ですが、是非同世代の方々にも聴いてもらいたい。
私はいつもこのアルバムを聴く度に「ああ…高校に戻りたい」と思い気分が沈んでしまいます(笑)
いつ聴いても心に響く名盤です。
まさに、《思い出のサニー・ビート》です。 ★★★★★
1983年に発表された、イギリスのフォーク・ロック・バンド《アズテック・カメラ》の、傑作デビュー・アルバムです。当時、高1だった私は、このバンドが好きでした。でも、北海道のど田舎の高校に通っていた私には、このアルバムは入手できなくて、NHK・FMラジオ番組《渋谷陽一のサウンド・ストリート》からエア・チェックしたカセット・テープを、繰り返し聴いていました。まさに、1曲目のタイトル通り、《思い出のサニー・ビート》みたいな感じです。今では、CDでこのアルバムを聴いていますが、聴いていると、とても爽やかで気持ちが良いです。そういえば、あの《坂本龍一》氏がこのアルバムを絶賛し、1993年に発表された、アズテック・カメラのアルバムでは、プロデューサーとして仕事をしていました。いろんな意味で思い出深い、爽やかな名盤です。
少年の面影が眩しい一枚 ★★★★★
 当時、思春期にリアルタイムで聴いていたファンは皆、思い入れが一杯詰まったアルバムだと思います。3枚目以降にロディのソロ・プロジェクトになってからの音を知っている僕らが今、改めてこの盤を聴き直すと、やっぱり若々しい「バンド」の音なのが印象的ですね。特に他メンバーの掛け声やコーラスが効果的で、こういう音はこのアルバムでしかありません。

 パンク/NWムーブメントの形骸化と拡散過程にあった80年代初期、ガキンチョの頃にオリジナル・パンクから影響を受けたロディ達にとって、こういうアコースティック・バンドの音を演奏すること自体が「アティチュードとしてのパンク」と矛盾しなかったのだという点は今の時代では中々ピンとこないことですが、興味深く思い返されます。そう考えるとラフ・トレードからこのアルバムが出たという史実も必然だった訳ですが、瑞々しいメロディが並ぶ中、アップテンポな曲にどこかパンク少年の面影が見えるのが微笑ましいです。個人的には「ナイフ」の方が好きなのですが、他のアルバムでは味わえない少年っぽさが眩しい一枚ですね。
なるほど、こういう音なのですね。納得です(^^; ★★★★☆
多分、リアルタイムでこのバンド、アズテック・カメラを聴いていた記憶はありません。彼らの1stである本作がリリースされたのが'87年ですから、時代的には大学生になった頃でしょうか。どちらかと言えば、米ロック嗜好が強かったせいもあるのでしょう。
漸う今頃になって取りこぼして来た音楽やバンドを漁っている訳ですが、ここに詰め込まれている音楽の若々しさ、その割りにはしっかりと聴かせ所を押えた作り方。キーマンであるロディ・フレイム(vo、g)の才がシーンに与えたインパクトが如何ほどであったかが窺い知れます。
確かに、アプローチや発想、楽曲から得られる感触といった面は、米ロックが志向する方向や(当時の)潮流とは全く異なるのでしょう。それ故の新鮮さという点も強みにはなり得たかと思います。
ネオ・アコの旗手的な文書はいろいろな場面で目にしたことはあったのですが、やっと今頃になって(かなりのおじさんになって(^^;)耳にしたのですが、何と言いますか、純粋に曲を作っていくことが楽しくて仕方が無いような、そんな若きアーティストの心ねが見えてくるような快作だったのですね。2ndもいい評価を得ているらしいとの事ですので、機会があれば入手しようかと思います。