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The Optimistic Child

価格: ¥1,556
カテゴリ: ペーパーバック
ブランド: Harper Paperbacks
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子ども向け 認知療法の 本ですよ ★★★★★
1.内容
子どもがメゲたり、キレたり、ウツになったりするのは、考え方に問題がある。つまり、メゲたり、キレたり、ウツになったりする子どもは、うまくいかない状況について、永続的、全面的に考え、原因を過度に自分に帰責させる傾向がある(うまくいく状況では、おおむねこの逆)。放っておくと、成長してもうまくいかない可能性が高い。そこで、いわゆる認知療法のプロセスを子ども向けに説いたのがこの本である。
2.評価
私自身類似の本を読んでいるが、実際に使ってみないと良さはわからない(つまり、一読してまだ使っていない、ということ)。ゆえに一読後の感想とするが、事例は子ども時代に起こりうるものが多く、考え方も極めて妥当(心理療法で科学的根拠がある唯一の療法とされるだけある)、解説も詳しい、といったメリットのある本なので、星5つ。
楽観的な子どもを育てるには ★★★★☆
「オプティミストはなぜ成功するか」などのベストセラーを持つ心理学者による、楽観的思考をもつ子どもを育てるためのガイドブック。
著者は、子どもがうつ病にならないためには、楽観的な考え方を身に付けさせる必要があるとして、認知療法をもとにした子ども向けのプログラムを開発した(ABCモデル)。ABCモデルは、イヤなこと(Adversity)があったときに、自分の悲観的な感情(Belief)を分析し、結論(Consequence)を考え、それに自ら反論(Disputation)し、元気づける(Energization)というトレーニングを行うことにより、楽観的思考を身に付けていく方法である。
本に書かれている考え方には非常に共感できるし、自分が、ABCモデルを実施したら、ある程度は楽観的思考を身に付けられるだろうなという気はする。
しかし、ABCモデルを子どもにやらせる気にはならない。大人でさえ少し躊躇する「自分の感情を分析する」というプログラムを、子どもにやらせるのはあまり気が進まないのだ。しかし、直接ABCモデルをやらせなくても、この本を読んで考え方を理解しておけば、間接的に育児に応用することも可能だろう。
自分自身と子どものために ★★★★★
我が家には、3人の子どもがいます。
3人3様はよく言ったもので、プラス思考の子、マイナス思考の子それぞれです。
その子どもたちに、自分自身で冷静に考える力を
マイナス思考の子には、その改善をと思い、手に取りました。

今まで、マイナス思考は、改善できないと思っていました。
が、この本を読んで、導き方次第で、改善できることを知りました。

具体的に方法論を書いていて、分かりやすかったです。

キレナイ、めげない、ウツにならない、
これが出来れば、前向きに生きていけますよね。

本当に「うつ」を知っている人の本 ★★★★★
筆者のマーティン・セリグマンさんは、心理療法の分野では「学習性無力感」という概念を作った人として知られています。認知行動療法という分野の大御所です。彼は、動物実験で「うつ病」と同じ状態を引き起す方法を見つけました。動物自身の反応に対してランダムに電気ショックなどの「罰」を与えると、動物は自分の行動で「罰」を避けることができず、無力感を覚えます。その状況がしばらく続くと、その後に「出口」などの「罰」から逃れる手段を用意しても、動物は何もせず、ただ電撃に打たれるまま耐え忍びます。悲しげな声を上げながら、無気力な表情をして。無力感を学習してしまった状態。それが学習性無力感であり、「うつ病」なのです。

本書は、そんなセリグマンさんが、無数の理論や技法で「うつ病」の心理療法を整理し、一貫性のある学習方法を示した「練習帳」だと思います。「子ども向け」となっていますが、内容は大人の治療に使われているロゴテラピー、自動思考記録表、アサーティブ・トレーニングといった認知行動療法の諸技法を応用しています。それぞれ1つ1つが単独でも十分効果的な治療法になるところを、本当に誰でも自習できるようしてあるのが、すごい。

僕としては、この本が「子どものうつ病予防」に使われると「いやだなぁ」と思います。内容は感動します。感動した大人が、自分自身の考え方や自己表現の仕方を見直したくなる。その積み重ねが、結局、子どもをうつ病にしない環境を作るのだと思います。

大人にとっても参考になる本 ★★★★★
この本は翻訳者、通訳者、そして環境ジャーナリストでもある枝廣淳子さん
の翻訳本です。彼女のメールニュースの読者でもあった私は、メールニュー
スでこの本の紹介を読んで、その日のうちに購入しました。
読んでみて感じたのは、子供を持っていない私にとっても、とても参考になる

本だということです。大人の方で、私の周囲にも、感情の起伏が激しく、その
ことが原因で様様な問題を抱えてしまった方もいます。恐らく今の大人は、
私を含めて、自分に降りかかってくる問題にうまく対処できる人は少ないと思
います。この本には、その問題にどのような気持ちで対処すべきなのか、その

ヒントがあります。子供を持っている方だけでなく、大人の方にも、自分を
客観的に見る良い機会になる!と思います。