キャラクターの描き分けが
絵と性格共に出来ていなくて、
誰が誰なのか判断がつきにくかったです。

話の間に挟まれる４コマ漫画や
裏表紙の制服を着た絵を並べる事が
本全体の内容を更に薄くしていると思います。

スッキリとした絵柄の女性同士でエッチをして、
性器の描き込みがあるものを好む人にオススメします。

表紙の綺麗さと書き下ろしの
エピローグの可愛さで、星２つにさせていただきました。

　とある成人マンガの専門書で紹介されているのを見て、百合大好きの私は即座に注文しました。残念ながら本書の存在を知った段階ではもう１巻が売り切れていたので、私は２巻しか手に入らなかったのですが、それでも十分楽しめる内容でした。ありがとうございます。こういうのを待っていました。媒体が「コミックメガストア」、発行元がコアマガジンであるにも関わらず、だからこそのこの内容。すばらしいです。絵の綺麗さは言うまでもありませんが、むしろそれにも増して表現上の繊細さと美しさ、そして初初しさと優しさが際立っています。静かに髪に触れながらゆっくりと服を脱がせ、一言ひとこと言葉を交わしながら愛撫して行く。初めてのキスに勢い余って前歯を思わず強打。エロマンガ誌に掲載されるヘテロセクシャルを前提にしたマンガは、丁寧にキャラクターを描いたものでも和姦が多く、このような“睦合い”を描いたものは数少ないように思います。まあ、実用書としては当然の作劇法であり、私もお世話になっているのでそれはそれでいいのです。ですが、互いに相手の人格を認め合い、必要として求め合う、そんな人を強め、高めるセックス。成人マンガはそれをありのままに描けるのであり、その点を積極的に取り上げていかない手はありません。しかし、このような綺麗なセックスはひょっとすると女性同士の性描写だからできるのではないかとの疑義を抱いてしまいました。ＢＬもそうなのかもしれませんが、ホモセクシャルをめぐる性描写にはどうも純粋な性のイメージを強調する傾向があるのかもしれません。贅沢を言えば本書でヘテロセクシャルなセックスも是非混ぜて欲しかったです。玄鉄氏の“成人誌”で描く男女のセックスは果たしてどのようなものになるのか、とても気になります。そこのところを次回作に期待しております。そして、１巻また重版してください。

百合だけエロいペラっとした作品より重く
登場人物の感情や家庭環境ばかりな作品より軽い

これは百合好きなら是非ですね
絵も綺麗だし、微妙な乙女心もうまく表現されるし、みんな行動的なのが好みです
ただ、ラスト後の想像はしにくいですね
でもそれが逆に重くならなくて良かったかも!

私は一巻より二巻が断然オススメです！
主人公の桃子がやっと主役らしく話がすすんでくれます。
思信様は一巻の雰囲気が好みではあったのですが、
二巻は二巻で可愛らしくてよかったと思います。

最後の最後に書いてあるページまでとてもおもしろかったので
気になっている方がいれば買いだと思います！
絵も表紙というほど変わりませんし、
Hシーンも綺麗で女性でも読めると思います。

1巻を買って、「やっぱり百合の世界はまだ絵が良いだけで過大評価されちゃう時代なんだなー・・」と寂しくなりましたが、消化不良なので2巻も買ってみました。

面白くて仰天しました｡

思信に告白されてからの桃子の隼人先生との関係など、女の私でも共感できるようなシーンが多々あり、とてもストーリーが練られている様に感じました。
1巻だけでやめなくて、本当に良かったです・・!

次回作がとても楽しみです。