バイオリニストのキャロラインが休暇で訪れた小さな町で、このあたり
一体の地主であるロングストリート家の兄妹たちと出会います。ドゥウェイン
はほとんどアルコールに溺れていたが、弟のタッカーは堅実で頼もしい
男性、そして妹のジョーシーも明るい人物だった。キャロラインはしだいに
タッカーに惹かれていくが、タッカーの子供を宿していると主張し、タッカーと
結婚をしようとしていたエダ・ルーが死体で発見された。その第一発見者は
キャロラインだったのだ。すでにこの町では2件の同じような事件が起って
っていたのだった…。
殺人事件がこの物語の主軸になっていますが、その他狂気じみたエダ・ルー
の父親や一番弟のサイの複雑な心境、そしてタッカーとキャロラインの
恋と読み応えは十分です。ハラハラさせれたり、ドキドキしたり、ホッと
したり…ノーラ・ロバーツの腕が光ります。