なぜか評価されない、不遇の第1期ラストアルバム
★★★★★
今だ現役、SLF通算5枚目のアルバム。1ST、2NDはエネルギッシュで自分も大好きなアルバム。だが本作「NOW THEN」は大手音楽出版社のディスコグラフィー本「PUNK UK Edition」の中でも「初期衝動から離れるにつれて起る・・・」うんぬんといった、もっともらしい言葉でかたづけられ、酷評される始末。(このライターはホントに本作をちゃんと聞いたのか?)それが原因か非か、中古CD屋でも二束三文、いつもゴミ箱(!)コーナーでひっそりと息を潜めているイメージが・・・。たしかにSLFのフロントマン、ジェイク・バーンズはこのアルバムを発表後に解散を表明したが、けして内容は悪くないです。シャウトしまくるオープニング(1曲目)、カントリーポップスター、ウェイロン・ジェニングスの名曲カバーだが、アレンジが絶妙の3曲目、ホーンが心地よい10曲目、そして目玉の11曲目!ただただ熱い!