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バロー教授の経済学でここまでできる!

価格: ¥1,785
カテゴリ: 単行本
ブランド: 東洋経済新報社
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   1970年代以降、ロバート・バローの研究はマクロ経済理論に大きな影響を与えてきた。そしてバローの原稿は、過去十数年間、ウォールストリート・ジャーナル紙やビジネスウィーク誌をにぎわせてきた。本書でバローは、磨きのかかった自由市場論を、実に広範な問題にあてはめている。具体的には、成長と債務といった地球規模の問題や、SAT試験のスコアの予測値、ドラッグの合法化、美の経済学、さらには堕胎の権利と犯罪の減少との関連といった社会的な問題にも触れている。

   本書はまず、過去ならびに現在の有名な経済学者による一連の論文と、ジョー・ディマジオやボノなどの経済的な含蓄のある著名人の文章を紹介する。第2部では、社会問題の中の経済学について議論し、第3部では民主主義、成長、対外政策を検討、そして最後の部分で、財政政策、金融政策、マクロ経済学を検証する。全体を通したバローの主張は、どんなに広く信じられていることであっても、神聖な真実などなく、分析の対象となり得るということだ。(Book Description)

経済学の応用可能性を感じる ★★★☆☆
著者は、新古典派という経済学派の経済学者だが、その視点から、単に経済だけでなく社会科学的な分野にまで踏み込んでさまざまなトピックについて考察している。

数学が純粋で基本的な論理体系を突き詰めたために、高い応用性をもって自然科学のさまざまな分野に応用されているように、経済学も純粋で基本的な論理体系を突き詰めることで、社会科学のさまざまなトピックに対して応用力を発揮できるのではないかと思わせられる。ただ、今の経済学が、数学のような普遍的な論理基盤を提供できているということはないが、将来の経済学の発展によって、そのような可能性が広がるのではないか。

著者は、そのように経済学の応用可能性が従来考えられてきたよりも広いということを、本書によって示そうとしているのだと思う。本書の論理展開は単純で、読み進むうちに結論が読めてしまうようなところもあるが、それだけ簡潔なフレームワークでさまざまな現象が考察できることを示しているともいえる。

良しにつけ悪しきにつけ「愉しめる」本ではある。 ★★★★☆
 è'-è€...の専é-€ã¯ãƒžã‚¯ãƒ­çµŒæ¸ˆå­¦ã ãŒã€ãƒãƒªãƒãƒªã®æ-°å¤å...¸æ'¾ã¨ã„ってよさそうな人。(ちなみに某æ-¥æœ¬äººçµŒæ¸ˆå­¦è€...が「ノーベル経済学賞å-賞è€...」とã-ていたが彼はまだå-賞ã-ていない。)「まえがき」において自分の根底のå"²å­¦ã¯ãƒ•ãƒªãƒ¼ãƒ‰ãƒžãƒ³ã€Žé¸æŠžã®è‡ªç"±ã€ã«ã‚る、と述べているとおりの市å 'メカニズム重è¦-è€...である。(バローの"経済学思想遍æ­'"も若干述べられている)

 本書は一般読è€...å'ã'の経済エッセイである。マイクロソフトに対する反トラストæ"¿ç­-などのミクロの次å...ƒã‹ã‚‰ã€FRBグリーンスãƒ'ン議長に対する評価といったマクロの次å...ƒã¾ã§ã€æ-°å¤å...¸æ'¾ã§ã‚'リã‚'リ説明ã-ていく。要するにいわゆる"右æ'¾"の立å 'に立っている。トãƒ"ックによっては読è€...がè'-è€...の意見に大きく違å'Œæ„Ÿã‚'持つã"と請ã'合い、というå!†...容である。

 æ-°å¤å...¸æ'¾ã®ãƒžã‚¯ãƒ­çµŒæ¸ˆå­¦ã¯ã€ãƒžã‚¯ãƒ­ã®çµŒæ¸ˆæ"¿ç­-にはé‡'融æ"¿ç­-にã-ろ財æ"¿æ"¿ç­-に対ã-ても懐ç-'的な意見ã‚'持っている・・はずだが、バローはかの「9ï½¥11」に起因するアメリカの国防費å¢-加はアメリカのGDPã‚'押ã-上ã'る効果ã‚'持つ、と述べている。そのココロは、æ"¿åºœã®ç¦ç¥‰ã‚„ら補助é‡'などのæ"¯å‡ºã«ã¯å...ƒæ¥çµŒæ¸ˆåŠ¹æžœãªã©ãªã„が、戦争でã"れらへのæ"¯å‡ºãŒå‰Šã‚‰ã‚Œã¦å›½é˜²è²»ã«å›žã‚‹ã‹ã‚‰ã§ã‚る。・・うーã‚"、そã‚"なリクツありなのか??

 個人的には、本書のå†...容にé-¢ã-てはè'-è€...の経済観よりもバローã‚'å-り巻く人ã€...との交流とかエãƒ"ソードなどのほうが面白かった。私は本書で、U2のボノがジェãƒ"リー2000キャンペーンなる運動(最貧国é€"上国に対する債務ã‚'帳消ã-にする、というものらã-い)ã‚'展é-‹ã-ているã"とã‚'知った。!å·¦æ'¾ã®çµŒæ¸ˆå­¦è€...がæ"¯æŒã-そうな運動だが("å"賛è€..."のジェフリー・サックスがボノã‚'ä¸-界一のアマチュアエコノミストと絶賛)、私が感心ã-たのはボノがバローのような右æ'¾ã®ç†è«-経済学è€...に意見ã‚'ã"うと言う姿勢である。ã"のやりå-りの続きは、本書の読ã‚"でのお楽ã-み、というã"とで。

その筋の一流学者のエッセイ集 ★★★☆☆
 相変わらずの右派(市場メカニズムを重視する)ぶりである。経済学や経済学者に関心のある人は、著者がフリードマンやルーカスらの有名経済学者や、ブッシュとゴアについてどう見ているかに興味をひかれるだろう。

 ただ本書のスタイルは前著『経済学の正しい使用法』と似ており、取り上げるトピックもいくつか重複している。説明不足のためか、リベラル派などに対する批判が説得力を欠いている観があるのは残念である。

合理的期待形成の雄のエッセイは、中身も合理的期待通りでしかなく退屈なのである。 ★★★☆☆
合理的期待形成の鬼、ロバート・バローの経済エッセイ集。だけれど、合理的期待形成の人なので、結論がすべてわかっていて、あまりおもしろくない。合理的期待形成では、人(つまり市場)はとにかく最も合理的な将来予想をしてしまうので、それ以上優れた判断というのは(かなり特殊な条件がない限り)あり得ない。だからかれの議論はすべて、なんでも市場肯定、政府はとにかく関与するな。美人が得するのも、それに金を出すやつがいるんなら規制してはいけないし、著作権や知的財産権問題でも、とにかく所有権をゴリゴリ確立してあとは市場に任せればいいという単純な議論。少し読むと、手の内がだいたいわかってしまう。マイクロソフトの反トラスト訴訟については……だいたい見当つくでしょ?

その割には、カレンシーボードを入れろなんていう主張があったりして、??ではあるんだけれど。全体に目新しい視点もないし、また文章も(翻訳ではなく原文が)生彩に欠けていて味わいが薄い。似たような主張をする経済学者でも、ベッカーのほうがずっとおもしろい読み物を書く。