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A Long Way Down

価格: ¥1,027
カテゴリ: ペーパーバック
ブランド: Penguin
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Try it! ★★★★★
同日同時刻に同じ場所で自殺を試みた四人の男女が、ずるずるとそれを引き延ばし、あまり積極的でなしに何となく関わっていく話。この作者らしい、一癖あってあまり愛せそうにない、でもどこか間が抜けてて憎めない登場人物ばかり出てきます。
主役四人のそれぞれの事情は、物語の始まりと終わりであまり変化しないのですが、心境はちょっとだけ変化して、それでもって特にハッピーエンドって訳でもないのだけど、多分このままずるずる生きてくんだろうな・・と思わせる結びが気に入りました。現実の人生ってこんなもんですよね。
章ごとに語り手が変わって視点が変わるので、話はわかりやすいです。
素晴らしい ★★★★★
大きいイギリスの本

また試み You Are Here - Steve Horsfall

陽気な、なんて、陽気な!!自分自身との和解の方法。 ★★★★☆
Nick Hornbyのすごいところは、こんな人生、あかんやろ?、ちょっと、なんとかせな、将来、ないやろ?って、つっこみたくなるような登場人物、ーーときにはそれがガールフレンドとのデートよりもサッカーの試合の方が大事な人だったり、ナンパ目的で片親の自助団体に片親を語ってもぐりこんだりするいい年こいた男だったりーーそういう、実際に出会ったら友達にはあんまりなりたくないような、ろくでなしを登場させて、その人を、読者が思わず微笑まずにはいられなくなるような、愛くるしい個性に仕立て上げるっていうこと。そして、その点では、彼の人物の描きかたをみると、私はどうしてもCharles Dickensを思い出さずにはいられなくなる、ってこと。物語のちょっとしたところで、くすっと、笑ってしまう、独特の展開が私は好きです。
今回はそんなろくでなしが4人もでてきます。
ただ、DickensとHornbyが決定的に違うことは、物語の愁嘆場がウルトラスーパーダイナミックな展開で、摩擦や問題や困難が全て解決ハッピーエンド、なんてことにはならないってこと。
この本は、今現在自殺を考えていて、だれかなにか助けて欲しいと思っている人にはお薦めしません。そうではなくて、昔、いつか、死にたいなって、思ったことのある人で、なぜか、まだ生きていて、多分これからもいきていくんだろうな、っておもいながらも、でも、なんのために?っていう答えの出てない人、それと、出たかもしれないなって、思っている人、ぜひ、読んでください。
読みやすいけど ★★★☆☆
4人の観点それぞれ交互に日記のように進んでくので、大変読みやすい。文章も語り口調なのでそれほど難しくないので、洋書の初心者の人にお勧め。しかし、途中で飽きて投げ出すとまではいかないけれど、期待していたよりはあまり胸に響かない作品だった。あらすじを読んだ時点であるメッセージ性を期待して先入観をもってしまったので、最後はあっさりと終わり、あれ?って感じでした。違う気分の時に読んだら(落ち込んでる時とか)、また違う感想を持つかもしれない。