素晴らしい評価ばかりありますが、私は実際にこの先生の治療を受けた事があります。そして当然話しもしましたがこの本の内容は完成品。実際は？？。

福田医師の自伝的著作。自律神経免疫療法、福田・安保理論の成立過程、内容の詳細も紹介されている。更に、心不全、脳梗塞、うつとの本人自身の闘病生活、克服過程が赤裸々に語られる。病を直すための教訓、対策が示される。私が一番印象的だったことは、すべての執着を手放し、生かされていることに感謝することにより、自律神経のバランスが整えられ、治癒することだ。

免疫学の世界的権威とされる安保徹教授をコンビを組み、
自説である自律神経免疫力療法を普及させた
福田稔先生のポリシーと人生観が詰まった１冊です。
内容は、とにかく感動、面白いのひと言。

免疫＝安保教授という印象ですが、
臨床を担当し、現場でその実践を重ねて
裏付けをとっていったのは、まさしくこの福田先生です。
それゆえ、患者とのダイレクトなやりとりの記述や、
患者が軽快して持論が証明されていく過程は、
福田先生の喜びが素直に表現されていて、
読んでいるこちらが楽しくなってきます。

個人的には大変説得力をもって読みました。
この理論を意識して生活するだけで、
体と、そして心の平穏と健康は維持できる気がしました。

健康雑誌のような内容かもしれない、と安易な気持ちで読み始めました。
一人の医師が、地位やすべてを投げ捨ててご自分の研究の道を歩んだ、
その結果が、あの有名な爪もみだったとは、、、

爪もみを軽く見ていた自分が恥ずかしく思える書でした。

安保　徹医師がその世界では知名度が高いのですが、そのかげに
このような医師がおられたなんて、と、感動しました。

ご自分の経験談を中心に書いておられるため、説得力があります。
一人でも多くの方たちに読んで頂きたい良書です。
そして、今後の福田医師のご健康とご活躍を祈るばかりです。

仕事柄、東洋医学の知識を得る為に購入しました。素人でもわかり易く、人に説明するのに使える言葉が多くありました。長寿国民でありながら、不定愁訴を抱えて薬に頼った生活をしている私達…
一読の価値はあります。