ラジオ番組で毎週、著書が紹介されているので、興味深く購入しました。
いままでやっていた家庭の医学が、かえって危険なこともあることも知りました。
病気の家庭での対処法の正しいこと、間違ったことが、整理できました。

いくつかのテレビ番組やラジオ放送で、著者先生自身が、この著書にまつわる医学都市伝説という内容を解説していたので、興味をもって、この本を買ってみました（普段はあまり本を読まないんですが。。。）。いままで、信じ込んでいた医学常識が、理にかなっていたり、まったくの誤りだったり。たくさんの疑問に、とてもわかりやすく解説されていて、読みやすい本です。日本の医学常識を考え直す名著です。続編を期待したいです。

　1問1答のＱ＆Ａ方式で､世間の常識＝医学界の非常識的な事柄について、分かり易く書かれたもの。
　迷信や、今では書き換えられた古い知識をそのまま信じている読者には、「へぇそうなの」と、『家庭の医学』の補完的に読めるが、様々な話題を幅広く薄く扱っているので、説明不足な部分があるのも否めない。

　例えば他のレビュアーも書いているが、ジェネリックは有効成分は同じというだけで、添加物も含めた製品としての薬剤の溶け方やその速度、どこで溶けるか、不純物や副作用についても同等ではなく、それらの情報公開もキチンと対応されていなかったりといったリスクがあるが、そんな事はみじんも書かれておらず、この点については害ですらあろう。

　○×だけでなく△も使っているのだが、もっと紙幅を使って上記のように検証すれば、食べ合わせのような迷信的Ｑでなく、医学的Ｑでは、△だらけになってもおかしくない。
　となれば、読者を迷わせる内容となり、「何のこっちゃ」となりかねまい。

　全部が全部このようなあやふやな内容ではないものの、医学的に信用できる情報を知りたいのであれば、本書の他、情報が間違っていないか更に調べる必要もある。

タイトルをみて仰天して購入しました。いままでの迷信をくつがえす画期的な著書。最近、クイズ番組がテレビで多く放映されますが、そんな感じで楽しく読めました。血液型と性格の関係などは、読んだあとで、びっくり仰天。血液型と性格、消毒薬、耳かき、絶壁頭などの話は、これらの関連で利益を得ている関係業者からは苦情がでるかもしれませんが、正しいことは正しいという著者の熱意を感じました。柔らかいタッチで描かれているので、読みやすい。

いままでどこかで耳にしていたものの、半信半疑だった疑問が、解決されました。読みやすく、わかりやすい内容です。多岐にわたった情報が掲載されていて、また専門的な知識も読者にわかりやすく書かれてあるので、お勧めです。突き指、鼻血、ゲガ、やけどの新しい正しい処置法も勉強になりました。ねぎを首に巻く話や、食べ物の食べ合わせの話も、友人に、自慢げに話すことができました。