他の自己啓発書と比べて異なるのは、哲学的宗教的要素が強いことです。オカルト的かもしれません。それでも著者の言うことを信ずる人は、この本がその人にとって、「無限の自己の可能性を引出す」又は「奇跡を起こす」指南書に成ると思います。「私達の存在が偶然的なものではなく、相互が必然的な目的ある存在であって、無償の愛によって係わり合いを持つ事が奇跡を作り出す・・・」というくだりは、一般的には宗教になりえるでしょう。でも、事実なのだろうと私も信じます。現に、私も自分の言いなりにならない人を快く思わなかったのですが、著者の言う心構えを採用したら、ムシャクシャすることがなくなりました。
精神世界へ移行する時代の中で、こういう類の本は今後も注目されると思います。「心の平安が何よりも一番大事」という時代が来るのでしょうから。
欠点は
否定的なイメージは良くないと書いてあるのに
本の中に否定語がたくさん載っているのが矛盾してるなぁと思った。
たいていの啓発本がそうだが。