日本盤は廃盤中…(2010年8月現在)
★★★★★
前々作から加入した二代目ヴォーカリスト、ジョン・ロートンのヴォーカルが益々冴えを見せる名盤!!
ロートンの時おりグラハムを思い出させる力強さが堪らなく格好良い♪
得意のR&R系の曲やらファンクナンバーもロートン期ならでは!
ダントツ超名曲の9に
名曲1,6,8、更には2,5,4,7ボーナスの11,12etc…格好良い曲目白押しの名盤!!
ミック・ボックスのギターまでリッチーに聴こえるまるでRainbowな1に…
( ̄ー ̄)ニヤリな一枚です。
ポップなヒープの素晴らしさ
★★★★★
ヒープ=ハードロックバンドの定説はこの第2期黄金時代には当てはまりません。何せボーカルがこれほどまでに歌唱力がある限り、あらゆるジャンルへ挑戦したくなるのは当然の流れではないでしょうか?発売当初は特徴が感じられないとの不評が多かったのも確かでしたが、聞きなおすごとにそれぞれの曲が輝きを増してくる不思議なアルバムです。残念ながらこの作品を最後にボーカルのジョンロートンはヒープを去ります。しかし、今でもヒープファミリーとして時々競演するところを見ると、この時期こそが彼らの輝かしい一時であったのだと確信!とにかく軽い気持ちで聴いてみましょう。
第二期黄金時代の終焉
★★★★★
78年発表。前作、前々作と新たな方向性を見出だしたバンドだが、本作はその第二期黄金時代にとっての最後の作品。その歌唱力で新たな魅力をバンドにもたらしたVoのジョン・ロートンはメンバー間の不和、バンドの全盛期を支えて来たDsのリー・カースレイクはマネージメントへの不信、とそれぞれを理由に脱退する。そうした事情はともあれ作品としては、前作からポップ路線と従来からのハード・ロック路線との折衷的な内容ながら、ロートンの歌唱力によって散漫な印象は余りない。
(1)はそのロートンとカースレイクとミック・ボックス(G)との共作の疾走感あるハード・ロックで、ロートンの節回しが素晴らしい。また(2)(3)(7)(8)や(10)ようなポップ寄りな楽曲もロートンの力強い(暑苦しい?!)歌唱で軟弱な印象を与えない。(5)はシングルにもなったバラードの佳曲、(9)はロートン作のハード・ロックの名曲。この曲を聴く度に、かつてリッチー・ブラックモアがディープ・パープル在籍時のソロ・プロジェクトにロートンを誘った事実を思い出す。本作は発表当時はパンク全盛の英国では悲しいかな商業的には完全に黙殺されたそうである。しかし一聴の価値ありの作品とオススメします
変わったヒープ
★★★★☆
今までのヘンズレーのオルガンを中心にミックボックスの歪みまくったワウワウギターって感じからがらっと変わって非常にシンプルな音づくりでアコースティックギターを多様しています。が、そこはかとなく漂う叙情性はやっぱりヒープ。このころから徐々に音楽性が変わりだして賛否両論分かれるアルバムではありますが、私は結構気に入ってます。あと、ジャケットがいいですね。