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現代語訳 義経記 (河出文庫)

価格: ¥1,260
カテゴリ: 文庫
ブランド: 河出書房新社
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結構面白い! ★★★★☆
平家追討の下りは無く、奥州まで落ちのびるまでの話がメイン。

義経がかなり贔屓めに書かれており、後の題材になるイメージの原点が伺える。
風流人であり、情に厚く、美形の不遇の男性。

この義経の魅力を引き出す仲間(あえて家臣とは書きたくない)
特に、武蔵坊弁慶や佐藤兄弟には見所多数。
彼らが居たから、義経は伝説になり得た、と思う。

能楽や歌舞伎、浄瑠璃などの題材に多数なった義経伝説に興味があるなら
是非オススメの一冊です。

但し、解説はあまり丁寧ではありません。
ある程度古典が判ると、もっと楽しめるかも?
意外でした。 ★★★★☆
初めて昔の書物というものを読んだのでちょっと雰囲気をつかみにくかったのですが、それほど時間もかからず途中で挫折もせず読めました。
昔の人が描いた義経ヒーローストーリーと思ってたのですが、都落ち以降が中心となっています。でも思ったよりも悲劇的ではないかも。
これを読んだら、やっぱり弁慶のほうがヒーローかな?
義経は血気盛んな少年時にくらべ、後半はけっこう人間的。大河ドラマとはまた違う義経物語です。
昔の人ならではの、武士や徳の高い人はこうあるべきというエピソードがたくさん!日本人でよかった。^^
非常に読みやすい ★★★★★
現代語訳と聞くと難しそうなイメージだが、
中身は非常に読みやすく、ユニークである。

特に弁慶はこのユニークさの象徴。
作中のネガティブな義経のきびしい道中を
豊かな文章で和ませ盛り上げてくれる。
また、佐藤忠信も良い役を務めているのでこちらも必見。

600余頁といったボリュームも楽しく読めます。