聖徳太子の半生涯を描いた漫画。
史実に忠実に。作者が丁寧に歴史漫画の掟を守っているのが分かります。
その上で山岸凉子さんらしい、スパイスが満遍なく降りかかっています。
女嫌いで超能力者な聖徳太子、に何故これほどまで惹かれるのか。
聖徳太子という歴史の偉人の弱さも強さも共感出来るように作ってある大胆な設定。１コマ１コマが日本画のように美しい絵。
話の作り、絵、どれをとっても素晴らしいです。

初めて読んだのは小５のときだったので、政治の話や王子の恋愛話などやや難しく感じていました。その後も何度となく読み返し、面白さをじんわりと分かっていきました。これはそういう漫画です。

アクションは少ないですが、十分楽しめます。

なんか、凄いですよね、この作品。
面白いって言うのは皆さん既におっしゃってるので・・・、
私は作品自体もとても読み応えがあると思うし、
さらに表紙とかの絵が日本画みたいでとっても綺麗だなと
思いましたよ。この人は割と「わー、きれい・・・」と
思わず言っちゃいそうな日本画みたいな絵の表紙が多いですよね。
そこも魅力のひとつかなと思います（＾＾）

もう一気に7巻まで読んでしまいました。構成のすごさに圧倒です。
脚色されたものとはいえ、本当にそうだったかのようで思いっきり
のめりこんでしまいました。これを見て小説も読んでみたいなと
この時代に興味を持たせてくれた作品です。個人的に神仏の絵に
すごく惹かれました。

もう一気に7巻まで読んでしまいました。構成のすごさに圧倒です。
脚色されたものとはいえ、本当にそうだったかのようで思いっきり
のめりこんでしまいました。これを見て小説も読んでみたいなと
この時代に興味を持たせてくれた作品です。個人的に神仏の絵に
すごく惹かれました。

日出処の天子の最終巻。こんな風に終わってしまうの？と、やや、不満に感じるかもしれないが、フィクションとして捉えた歴史といえども、実在の人物であるがゆえに興味の底はつきない。聖徳太子のその後を想像させるラストなので、いろいろな文献に興味を持って、読みあさることになるかも？