ミケランジェロはすばらしい
★★★★☆
テレビで『ダヴィデ』の解説を聞いたことがきっかけでミケランジェロに興味を持ち、本書を購入しました。
本の中には作品の写真とその簡単な解説、彼の生涯の大まかな流れなどが掲載されています。(僕も含めて)美術の素人にとっては比較的分かりやすく、読みやすいものになっていると思います。
もっとも、著者は美術の専門家ではないのでより専門的にミケランジェロについて知りたいと思う人にとっては物足りないと感じるところもあるかもしれません。
あと、ミケランジェロが同性愛者であったか否かについても触れているところもあり、著者はそれを否定しています(僕も個人的にはミケランジェロは同性愛者でなかったという主張の方に説得力を感じます)。