ところが、たまたま機会があり読んでみたところ・・・。
この漫画では動物は死にません。感動モノではなくコメディでした。
まず、登場人物の性格がひたすら面白い。キャラがたっている。漫画的な人物ばかりです。
しかし、ありえない登場人物達がなぜかリアリティを持っているのは、この作品の下調べの綿密さゆえでしょう。
この漫画家さんの他の作品もそうだけど、とにかく下調べがしっかりしている。
専門用語は多いのだけど、読者にとても親切に、なおかつ簡単に説明してくれる。
出てくる動物達は、変に擬人化してる事もなく「動物としての役割」で登場しています。そして絵がリアル。
物語はだいたいが一完結で、ちょっとミステリー謎解き風。
読み始めたら止まりません。
獣医学部に文部省(当時)から三億円が備品購入費として送られた!三億円あったら何を買う?とても強い競走馬を買おう。そして賞金で消耗品を買おう!(うっとり)それ本当!?
二階堂君の(ハムテルが一緒ではない)獣医師バイト、菱沼さんのおじさんち(乳牛牧畜)と牛飼いの黒魔術。予定外の学会の楽しみ。
そして、二階堂君の裏切り!どうする、ハムテル!どうなる、二階堂!
はたしてこの物語のエンディングは?
すぐ買って読もう!