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The Mission

価格: ¥798
カテゴリ: CD
ブランド: Frontiers Italy
Amazon.co.jpで確認
これは力作 ★★★★☆
デンマークの様式美メロディアスメタルバンド、ロイヤル・ハントの6thアルバム。2001作
前作「FEAR」はシンフォニックだが「もっさり」としたどこか散漫な印象の作品だったが、
Voのジョン・ウエスト加入後2作目となる今作は、SF仕立てのコンセプトが意外な形で功を奏している。
近未来がテーマというだけに、キーボードやエフェクトの使い方が「鋭角」的でメリハリがあり、
それが結果としてバンドの演奏自体も初期にあった軽快さを取り戻させている。
前作では発揮しきれていなかったジョンのVoも曲に映えはじめ、メロディアスなギターもアクセントとして光っている。
ゴージャスさを押さえた分曲の輪郭が浮き彫りになり、サビメロの美しいコーラスハーモニーを引き立たせた。
6th アルバム。「宇宙」をテーマにしたコンセプト作。 ★★★★☆
 2001年発表の通算第6作。超人的な音域を持つヴォーカル:ジョン・ウェストが加入して2作目。ネイティヴ・アメリカンの血を引く精悍な風貌。ソウルフルで硬質の声は、好みは分かれるが、技量は文句なし。「テイク・オフ」=離陸を合図に、「宇宙」をテーマにした、コンセプト作がスタートする。

 7分、9分といった長尺の曲が多かった前作「Fear」は、展開がゆったりすぎて「中ダレする」という意見が多かった。これを考慮してか、本作では、歌モノの間に、インストを挟む形を取っている。この試みは、おおむね成功しており、全体的に「勢い」が出た。

 イントロに続く、劇的なミディアム・ナンバー [2]。ライヴ映えするスピード曲 [4] あたりが特に人気だ。ネオ・クラシカルを出自とするが、本作では「荘厳さ」を抑え、ソリッドなパートを増やしている。タフな音が好まれるアメリカ市場を意識したものだろう。本音を言えば、1st〜3rd の欧州型ロックのままで居て欲しかったのだが、高品質なパワー・メタルにはちがいない。

 メタル・シンガーの最高音ではないか?と思われる、超絶スクリームで幕を開ける [8] は、ディストーション・ヴォイスや電子音も交え「新サウンド」をアピールする。近未来小説を下敷きにしたコンセプト作ゆえ、めまぐるしく展開する曲が多い本作。バラード [12] が、唯一柔らかい音をしているが、他はいずれも「押し」のナンバー。通して聴くには、スローでソフトな曲がもう1曲欲しい感じはした。
傑作コンセプトアルバムの一つでしょう ★★★★★
レイ・ブラッドベリーのSF短編集「火星年代記」に影響されて作ったというコンセプトアルバム。
メロディー重視路線に変わりはないが、静と動のメリハリがはっきりしていて味わい深い(その後の作品‘I Witness'では逆に色々な要素を盛り込み過ぎて散漫な印象になってしまったが...)。曲間のブランクがないので、アルバム全体が一つの組曲の如く一気に聴ける。

個人的に特に好きなのが、テクノを取り入れた2、ロイヤルハントらしい4,8、じわりと感動する9から10への流れ、バラード12とその静寂を打ち破る激しい13。
相変わらずの高品質 ★★★★★
ジョン・ウェスト(ï½-o)ã‚'迎えてのï¼'作目。まず、デジタル処理されたような音に「ギョッ!」とさせられる。ã-かã-、「まさかå...¨ç·¨ã"の調子?もã-やテクノに走ってã-まったとか・・・!?」との杞憂は無ç"¨ã€‚その後は、天才・アンドレ・アンダーセン(kï½...y)のメロディ・センスが炸裂する、ç' æ™'らã-い楽曲のオンãƒ'レード。

本作はコンセãƒ-ト・アルバムのようだが、コンセãƒ-トアルバムといえば、人によってはSEによって繋がれた構成ã‚'鬱陶ã-く感じるかもã-れない。ã-かã-、そのSEも短いもの中心で、å...¨ãæ°-にならない。(個人的には前作のクソ長い〈とされる〉イントロでも苦にならなかったのだが)そã-て、注目すべきはジョン・ウェスト。前作ではまだまだ不自然さã‚'残ã-ていたが、本作で遂に実力発æ!®ï¼ç‰¹ã«ã€ãƒãƒ©ãƒ¼ãƒ‰ã«ãŠã'るæƒ...感の豊かさは、前任のD.C.クーãƒ'ーã‚'遙かに凌ぐ!

それでは、最後にひとつ苦言(?)ã‚'。前作位からキーボードよりもギターが前面に出てきたように感じるのだが、個人的には、初期のようなキーボードが楽曲ã‚'引っ張っていくアレンジのæ-¹ãŒå¥½ã¿ã§ã‚る。それがã"のバンドのアイデンティティーだと思うのだが・・・(大袈裟?)