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光に向かって100の花束

価格: ¥1,300
カテゴリ: 単行本
ブランド: 1万年堂出版
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   この平和で物質的に満たされた世の中、大した努力をしなくとも生きてはいける。しかしメリハリがないだけに、不平不満に逃げないよう日々自らを叱咤激励して、心からの幸福感を得られる人は少ないかもしれない。浄土真宗親鸞会会長を務め各地で講演を行う著者は、こう喝破する。
 「現代人に欠けているものの一つに、努力精進があげられる。水が低きにつくように、易きにつこうとする。結果だけをめあてに、一攫千金をユメ見る。エサをくれる人には、ちぎれるほど尾をふるが、くれぬやつには吠えてかみつく。人間生活もどうやら、畜生化してきたようだ」

   カボチャの種からナスビの芽は出ない。まいた種しか生えてこない。しかしそれもこれも、他人が悪いのではない。自分で種をまき、懸命に努力して育てれば、いつかは必ず芽を出すのだ。そういうことを親は子どもに語って聞かせなければならない。「約束は、必ず、はたさなければならない」「矢は一本しかないと思え」「有頂天から始まる地獄」「殿様の命令に従わなかった船頭」「人を身なりで判断は出来ない」「戦うばかりが男の勇気ではない」など、古今東西のおもしろくて有益な話を100話、それぞれ簡潔にまとめてある。すべての漢字にふりがながついているので、大人から子どもまで家族全員で楽しめる。まだ純粋な子どものころに、こういうふうに謙虚に努力した歴史上の偉人たちのことを知れば、きっと光に向かって良い人生を歩めることだろう。(家永光恵)

この本のエピソードのひとつに ★☆☆☆☆
バイオリンの話がある。
安いバイオリンで弾こうが、高いバイオリンで弾こうが、音楽の美しさはバイオリニストの技量次第であるという趣旨だ。
本当か?
著者は一度、一流のバイオリニストに確認するとよい。そんなことを言うバイオリニストは、一人もいないはずだ。
天才的なバイオリン職人が人生を賭けて魂をこめて作った最高級バイオリンと、大量生産のバイオリンがおなじ音楽を奏でられるはずがない。
そんなこともわからない不見識な著者の百のエピソードには、目からうろこの落ちるような話はほとんどないが、俗耳に快い話は、たくさん載っている。
当り前のことなのになぜか・・ ★★★★★
内容的には小さな頃に誰でも一度は教えられ、知っているはずことである。
なのになぜか非常に新鮮に迫ってくる。
忙しい日々の中で当たり前のことがすっかり抜け落ちているからだと思う。
今の社会は非常に忙しい。お金がなければ生きてはいけないのは事実。しかしそれで人間性を失ってしまっている人も少なからずいるのではないだろうか・
単純な話の中にも立ち止まって考えさせられる言葉が散りばめられている。読後はすっきりとした気持ちになれる不思議な本である。
楽しく読める本です。 ★★★★☆
100話のうち、釈尊について何話か書かれてあり、特にわかりやすく感銘しました。
全体的に読みやすい文体なので、何度か繰り返し読んでいます。
歳を重ねるたびに、わからないことが増えていくようで、読書量も自然と増えているようです。
この本は、読書の楽しさを感じる事ができると同時に、次に読みたい本を見つけやすくしてくれた一冊です。
『「光に向かって100の花束」by高森顕徹』にありがとさんきゅっ♪v(*'-^*)^☆ ★★★★★
「読スメ」清水氏の推薦本。この人の薦める本ははずれがない。
本書も見事、大当たりである。

浄土真宗親鸞会会長ということで宗教色が強いのかなと思ったが、そんなことはなく、気持ちが元気になる話が100個詰まった一冊だった。
シンプルな中に深い意味のある言葉が満載。お勧めです。

100の花束にありがとさんきゅっ♪v(*'-^*)^☆

子供に良いかも? ★★★★☆
母が子に聞かせるような俗に言われる「良いお話」を集めた短編集。
一話一話が簡潔にまとめられている上ルビが振られていることもあり非常に読みやすい。
目から鱗が落ちるほどの感動は無いが「良い話しだなぁ」と純粋に感じることが出来る。
毎日繰り返しの日常生活にくたびれた人はリフレッシュできるかもしれない。

又、著者は宗教者の為か随所に宗教色が見えるので、気にする人は注意が必要です。