あみーゴの歌唱力では歌いこなせない難曲ばかり。
★☆☆☆☆
↓の人もレビューで書かれていますが、あみーゴの歌唱力では歌いこなせない難曲ばかりですね。「安室奈美恵さんなら完璧に歌いこなせた」という意見にも同感です。『音楽誌が書かないJポップ批評(7)』で、吉村智樹氏がこの『infinity eighteen vol.2』を評して、「華原朋美の超問題狂気作『nine cubes』にプログレを足したような終末世界。」と書きたい放題ですが、否定出来ないのが辛いです。小室哲哉さんはR&Bやヒップホップが苦手なのではないでしょうか? まだ聴いていませんが、鈴木あみ(鈴木亜美)×クラブサウンドならエイベックス移籍後の方が良さそうですし…。
いつの間にかとりこになる
★★★★☆
発売当時は全く興味がなかったアルバム。
何となく最近聞きはじめたらいつの間にか頭の中で何回もリピートされてしまう。
ダンス系な曲調だとどこか軽い印象があるかもしれないが、実は歌詞の内容が深い。
歌唱力があるわけではないけれど、どこかパワーを感じる歌声、高すぎず低すぎない声がくせになる。
Infinity 18 Vol.2 、Make a Move 、DRIVE ME CRAZY はおすすめです。
FUN for FAN
★★★★☆
鈴木あみ「Infinity Eighteen Vol.1」の続編。「Infinity Eighteen Vol.1」には4枚のヒットシングルが収録されているのに対し、今作はシングルは「THANK YOU 4 EVERY DAY EVERY BODY」の1曲のみ。よって、前作が大衆向けなら今作はファン向けの内容と言って良いでしょう。ポップな前作に比べて今作はクラブミュージックが中心。ヒップホップ系のアーティストをゲストに迎えています。
おすすめ曲のひとつが、「GOOD NIGHT MR.GUITAR」。別れた恋人との思い出がすり込まれたギターを手放すせつなさを、男性目線で描いたセンチメンタルなバラード。これを女性である鈴木が歌うとなると複雑な構図になりますが、男性の残骸であるギターが女性に語りかけているかのようにも思えて面白いです。もうひとつ紹介するのは、タイトルトラック「Infinity 18 Vol.2」。彼女の初期作品の「Nothing Without You」に似て、小室哲哉の軽快でリズミカルな伴奏が印象的な、シンプルな構成の楽曲。しかし、この曲が掲げるテーマは、“18歳”という若者が抱える葛藤や可能性を映し出した、アルバム全体の主軸となるものです。
『今日はまだ 今日でしかない
過去を嘆くより 無限の今を感じつづけていたい… eighteen』
お世辞にも歌唱力は高いとは言えない彼女。このアルバムで展開されているクラブミュージックは、同時期に活動していた小室・吉田夫妻によるTrue Kiss Destinationの楽曲にも通じるもので、小室の趣味が強く、鈴木あみの力量に合っていないように思えます。ですが、バラードが彼女らしくて良かったのと、全体の楽曲レベルは高いので十分楽しめます。ファン向けのアルバムです。
アイドルのアルバムとは思えない難解な曲が多いです(マ^▽^)ン
★★★☆☆
総評:マニアックなヒップホップ調のアルバムです。小室哲哉作曲率が100%なので小室ファンにはオイシイアルバムですが、前作のvol.1に入りきらなかった駄作をヒップホップ調に加工して放り込んだ感じの手抜きな雰囲気が漂ってますね。バックでのラップやコーラス陣が上手いせいで、鈴木あみのボーカルの下手さが浮き彫りになってしまってるアンバランスさが悲しいアルバムです。安室奈美恵なら完璧に歌いこなすことが出来たと思います。普通のアイドルにこんな難しい楽曲を提供するプロデューサーにすべての責任があるわけですが・・・。