がっかりです
★☆☆☆☆
待望の、まさに待望の続編が出版された。3年半ぶり?ワクワクして読み始めたが、半分ぐらいで嫌になってきた。昨夜までに最後までよんだが、もうがっかりだ。まさに「高級和菓子屋にいって、散々待たされた挙句、でてきたのは出がらしのお茶と、ひからびた饅頭」という印象です。あの闘う前、闘いの中、闘いの後の心理的、肉体的な麺での微細な表現がなりを潜めてしまいました。
夢枕獏、枯れたり!
どうしちゃったの?あの感性はどこにいっちゃったの?あの熱い語りはどこにいっちゃったの?第1巻に比べれば、今の表現力は、もはやあらすじ。
シリーズ継続させる為の新キャラクター登場はもゴメンですよ。葵三兄弟は消耗品だったのですか?
夢枕獏、初心に帰って、自らのキマイラシリーズ、飢狼伝、闇狩師の一巻目を読み直しなさい。
やばいくらいにおもしろい。
★★★★★
もう、やばいくらいにおもしろい。
餓狼伝を読み始めてもう20年、よくもここまでおもしろく書き続けられるもんだ。
夢枕獏ファンで格闘技ファンでプロレスを愛する私としては、今巻はもうたまらない。
今回の主役は間違いなく"プロレス”です。
プロレスの奥深さが格闘技を"興”という部分において圧倒してくれます。
斑牛の戦いを、カイザー武藤の戦いを読んでください、
そしてグレート巽にぞくぞくして下さい。
もう次巻での闘いを想像するに、いい歳をして待ちきれずにいらいらしてしまいます。
グレート巽のバリ-トゥ-ドゥが一秒でも早く見てぇ!!
文句無しの5つ星です。
高校の時ある友人が夢枕獏の中では”飢狼伝が一番おもしろい”と言っていたのを今更ながら思い出しました。
文七、復活!!
★★★★★
文七・・・・最初は遥かに年上だったくせに、今では遥かに年下になってしまった。
しかし、文七の生き方には男の魂に火をつける「熱さ」がある。
時代を超越した男のロマンである。
文七ともに格闘技の流れは変遷してきた。
空手から関節へ。そして、グレーシーの出現。完成されつつある総合格闘技。
その中で、いよいよ地上最強の男を決める闘いが始まってきた。
文七、姫川、巽、象山、葵、梅川・・・・・・
一体誰が頂点に立つのか?
もし、私が島流しにでもなる際、唯一持っていけるとしたら・・・・
間違いなくこの一冊を選ぶ。飢狼伝・・・・魂の一撃。
この小説は絶対に面白い!!
★★★★★
高校生のころからずっと読み続けているこの小説。相変わらず面白い。
前半秘伝書みたいな本がどうのこうのでてきてかったるくなりそうになったけど途中からやっぱりぐいぐい引き込まれた。
今回の話は「プロレスラー最高!!」みたいな感じでした。
しかし現実には存在しない格闘家たちなのにこいつとこいつが闘ったらどっちが強いんだろう?・・とかつい本気で考えてしまうのがこの物語の楽しみの一つであり夢枕獏のすごいとこだとおもいます。
ああ・・早くグレート巽VS堤城平の試合がよみてえ!!!
久々の餓狼伝
★★★★★
久々の餓狼伝。しかも、なぜか新・餓狼伝になってるし。
でも、やっぱり面白い。次回は早めに仕上げてほしいと思う。
格闘小説では一番面白いと思います。