とある出版社に勤務する女性編集者のふつうの日常を描いた作品

嫌な出来事もユーモアに換えて書かれており、嫌味なところが無く、とてもリラックスして読めます。
ただ、どこのオフィスでもふつうにありそうな出来事が中心に書かれています。
もっと、業界ネタも読みたかったな！

大爆笑じゃなくて、ぷぷっって感じ。
会社員の人なら誰でも、「あるあるあるー」ってわかると思います。
仕事が嫌になるときもあるけど、会社の人にむかついたりすることもあるけど、
たまに会社も悪くないなぁなんて思う日常。
背景とかちょっとしたイラストにも凝っていて、小さな発見をする楽しみもあります。

会社に勤めていた時って、
ついついいやな思い出ばかり残りがちだったけど、
こういうほのぼのした感じってあったあったと・・

この本は図書館で借りたのですが、
買って何回も繰り返し読みたくなる本だと思いました。

二十歳の頃、１年間、大きな企業でバイトしてたのですが、
まさしく、このマンガのまんまでした。

どこか的がはずれている熱血社員や、
ダイエットに年中はげむＯＬ、
会社のことならなんでも知ってるお局さま。

ああ、なつかしい。
あの頃は若くって、仕事をこなすのと人間関係だけでストレスでしたが、
違う観点から見ることができたら・・もっと楽しく仕事できたのになあ。

また、二巻目の発行を期待してます。

なんとなく手にした漫画なんですが、大当たり。久々におもしろい漫画に出会ってしまいました。
大学以来、あまり漫画を読んでないので大したことは言えませんが、
私のもっとも好きな漫画になりました。職場でもバカ受け状態で、ちょっとしたブームになってます。
なぜか1人だけよく分かってない後輩がいたので（いつもちょっと鈍い感じ、、、）、
分からない人もいるのかもしれません、、、。
淡々とした流れの中に、奥深い笑いが潜んでいる！
1人でこもって読むんじゃなくて、無性に誰かに話して、共有したくなる面白さです。

新聞記事を見て気になったので試しに購入したが、大変面白い作品だった。
小説もコミックも、いくら設定や構想が巧みであっても、
人間が描けていないと面白くないが、本作は登場人物が非常に良く描かれている。
作風は静かで、下品な一発ギャグではなく、シチュエーション・コメディのよう。

記事中にあった他のコミックエッセーも一緒に購入したが、それらが日記レベルだったため、
日記レベルの作品で、 「のほほん♪」などと言って喜んでいない人にお勧めしたい。

私としては、同じく会社勤めをしている方に読んで欲しい。男女関係なく楽しめると思う。
ある面、会社の本質が描かれていると思う。
複雑な人間関係や苦しい仕事を、俯瞰して笑いに転化できる良質な作品だ。