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泥棒猫 (二見シャレード文庫 す 3-3)

価格: ¥669
カテゴリ: 文庫
ブランド: 二見書房
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猫!である事にイミがある ★★★★★
「ウサギ狩り」シリーズ猫ミミ編。
ですが前作「ウサギ狩り」との接点は殆ど無いので、独立した話として読めます。
(狩野と一羽が歩いているのを遠くから眺めて話題にするくらい)

この話は面白かったですねー。
キャラが好きです。
玉斑(受け)は、誰が見ても高慢で淫乱な誰よりも美しい猫。でも実は、そうじゃない。もっと深い事情を抱えていて、策を弄し頭を使い必死に生きている人間です。
守弥(攻め)も面白い。優秀で飄々とした一見良い人なんですが、実は結構強引で、底の知れないところのあるキャラでした。こういう攻め好きですねー。

Hも、耳や尻尾が素晴らしく感じやすい場所である受けなので、中々萌えなベッドシーンでした。

そして猫です。猫。猫に意味がある。
玉斑は、ネコの習性までも受け継いでしまっているようで、これが美味しい!
お話の中でも、尻尾や耳の動きによる感情の表れが、ちょっとしたキーになってるんですね。
眠いときの尻尾の動きとか、「愛情、興奮、好奇心」を示すときの尻尾の動きとか。
猫を飼っている人は、かなり楽しめるのじゃないでしょうか。

「ミミ付き」は捕獲され売られてしまう危険に常にさらされ、一人で外を歩くのも命がけ。なので
「受けを命を掛けて守る攻め」
という、絶対に外せない大ポイントも押さえてます。