101曲
★★★★★
100曲ベスト集も101曲も同じだが、気分でテーマ分けしている
ベストよりこれはピアノ、ヴァイオリン、オーケストラ、バロックと
いったシャンル分けしていて初心者の入門としても良い
ベスト盤選びに役立ちました!
★★★★★
最近なんとなくクラシックが聴きたくなり、ベストを1枚購入しようと思ったところ、なんと、100曲や101曲のアルバムが沢山発売されていて、非常に驚きました・・・。
しかも、ベストピアノ、ベストオペラ、ベストバロック・・・などに分けられていて、どれから聴いたらよいのか分からず、迷いました。
全部購入するには財布が痛い・・・と思っていたところ、ジャンルごとのベストが6枚組になっているこのオムニバスを発見しました。
届いたCDは、金の美しい箱に入っていて、しかもとても取り出しやすい辞書のようなCDケースで感動しました。解説書の分厚さにも恐れ入りました。
ベストのベスト、入門の入門として、とてもお買い得で、本当に良かったと思います。
実際、「このCDだけでもう十分」と思うジャンルもあれば、「早く100曲入りが欲しい!」と思うジャンルもありました。これからが楽しみです。
決定盤!!クラシック・スーパー・ベスト101
★★★☆☆
いくら名のある名演奏のアーティストの演奏を集めて見たところで、6枚組に101曲も詰め込むために、少し長い曲は「抜粋」してしまっている。これでは名曲・名演奏であっても、もはやその名に値しない代物である。
少なくとも1楽章単位でおさめるのは、最低のマナーであると思う。そうで無くては名曲の名を汚すものである。 こうした代物をクラシックのビギナーにと言うのは、全く持って礼を失していると言わねばならない。
「東芝ともども、そこのところの配慮が足らない。センスを疑う。 メーカーの猛省を促したい。」
6枚組は直ぐ止めて、10枚組位の最低1楽章単位で収録したものに直して、是非発売するべきである。
日本には無いが、20大作曲家のベスト作品を30へ40枚組くらいにおさめて、10枚単位に分けてシリーズで発売する位の発想がなぜないのか分からない。そうで無くては文化国家とは言えないのでは無いのかとさえ思う。
解説にない使用曲再発見。
★★★★☆
なによりも、値段!で購入したものの。あの「オペラ座の怪人」で使用されたクラッシクはなし。歌える人が少ない楽曲だけに、唯一の残念!でした。
解説にない使用楽曲なのだが、北海道札幌市でのよく聞く楽曲は、ドボルザークの「家路」。
まず、小学校の帰る時間だよー。家に帰れよー。で、夕方の小学校から聞こえてくる音楽は、この「家路」。「夕やけこやけ」は、聞いた覚えはない。
そして、北海道の地崎工業ラジオCM使用曲は、「家路」。ちょうど、土・日の北海道夕方のころあいのラジオCMにドボルザークの説明付きで、流れてくる。
また、「トッカータとフーガ」(J、S、バッハ)は、コンサートホールkitaraのパイプオルガン奏者が決まって演奏する楽曲。ただし、演奏長調が違うため、その変化を楽しむ。
「歌劇<カルメン>〜闘牛士の歌」は、森永乳業カルダスの新発売時のCM使用曲。
以上が、説明にない解説なのだが。だれも、訂正しないのかな?
クラシックの本質からかけ離れたCD
★☆☆☆☆
最近、このようなクラシック音楽の寄せ集めCD集が数多くリリースされ、飛ぶように売れている。しかし、このような企画のCDは、クラシック音楽の本質とはまったく相容れない(音楽を正しく愛好している諸氏には周知のことと思うが)。
このようなCD集は、多くの場合、ソナタや交響曲の一部の楽章のみを抜粋したりしてCDに収録している。このようなCDの作り方は、作曲者、演奏者に対する冒涜である。作曲者はひとつのソナタならば、その全曲・全楽章でひとつの思想なり感情なり、とにかく己の伝えたい、表現したいと思うもの(これは言葉に代替できるものではない)を表現しており、その意図は全曲を聴いて始めて理解できるものなのである。演奏者もまたそのように解釈して音楽を作っているのである。それをこのように切り刻んで聴くことは、音楽の本質からかけ離れた行為である。
音楽というものが何であるか正しく理解している人はそのようなことは先刻承知であるが、問題なのはクラシック音楽に関心がありながらもクラシック音楽の実際を知らぬビギナーである。そのようなビギナーがこのCDを聴いて、クラシック音楽がこのようなものだと思ってしまったら非常に問題である。音楽に対する正しい理解の発展を著しく阻害することになってしまう。
であるから、これからクラシック音楽を聴こうと思う人は特にこのようなCDセットは買わないことをお勧めする。クラシック音楽を聴きたいのであれば、まず、自分の知っている曲のCDを一枚購入されることをお勧めする。そこからいろいろ聴いてゆけばよい。あるいはFM放送やNHKのクラシック音楽番組を視聴することもあなたのクラシック音楽の裾野を広げる最良の手段であると思う。